出来れば三手先を読んで心の余裕を持ちたいのが本音
このように一連の動作が終点まで続くので、「二手・三手先を読んで運転操作することで気持ちに余裕を持つこができ、バスの挙動もスムーズになりますよ」とは前述の元路線バス運転士。もちろんプロなのでいつ降車ボタンが押されても大丈夫なのだが、停車直前だけはやめてほしいのが本音のようだ。
普段は何気なく押している降車ボタン。子供にとっては押したくて仕方がない降車ボタン。運転士にとっても次の動作を余裕を持って準備できる降車ボタンでもあるので、できることならば乗客も余裕を持った「ボタン操作」をしたい。ただし席を立つのはバスが完全に停止してからゆっくりと降車しよう。
【画像ギャラリー】路線バスの「降車ボタン」はいつ押されるのがうれしいのか?バス運転士に聞いてみた!(8枚)画像ギャラリー