WILLER EXPRESSは6月と7月の9日間限定で、東京レストランバスで初となる川崎工場夜景コースを運行する。テーマは「フレンチとお酒と川崎工場夜景を楽しむ夜」。本格的なフレンチのフルコースが味わえるほか、関東の夜景スポットの定番でもある川崎工場夜景も一緒に楽しめるプランになっている。
文:三条桐葭
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
今回のテーマは工場夜景
レストランバスは、2016年より地域の魅力を伝えるため「ここにしかない日本を食べよう」をコンセプトに、全国各地の観光地を期間限定で運行し、2018年からは京都や東京にて、レストランバスの通年運行を開始した。これまで国内外の約2万人が乗車したという。
今回の企画は、川崎市や地元企業の協力のもとで川崎の臨海部に位置する多数の工場が密集する工業地帯の幻想的な夜景を堪能できる “川崎工場夜景コース“を運行する。日没前の東京駅を出発し、東京タワーやレインボーブリッジを走り、川崎方面へと向かう。
工業地帯では、高さも大きさも異なる様々なプラントに灯りがともった幻想的な工場夜景が満喫できる。
ガイドスタッフによる観光名所や工場夜景の豆知識や解説もあり、普段とは違った目線から眺める地上約3mからの景色と、本格的なフレンチのフルコースで、非日常的な時間が楽しめるだろう。
料金は大人12,800円(小学生以下は3000円引き)で、運行日は6月11日(土)、18日(土)、24日(金)、26日(日)と7月1日(金)、9日(土)、15日(金)、17日(日)、29日(金)計9日間の限定運行だ。
コース概要
所要時間は約3時間30分で、コースは東京駅丸ビル前18:00出発~東京タワー~増上寺(10分停車)~レインボーブリッジ~扇町~水江町(10分バス降車)~千鳥町(10分停車)~多摩川スカイブリッジ~首都高速川崎線(K6)~川崎駅東口 ラ チッタデッラ前 21:30頃到着。また水江町での降車時以外は、全て車窓見学。
このバスは三菱ふそうエアロキングの改造車であり、1階席のあった部分に厨房がある。本格的なフレンチコースなので満足感は高い。それにオープンダブルデッカーとくれば車窓はいいに決まっている。
ちなみに料理は出続けるので、写真を撮る時間はあるが動画を回す暇はあるかどうか…というほど充実している。明るいレンズ持参でいい夜景が撮影できるだろう。もちろん休憩時間にエアロキングの撮影もアリだ。
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