ウィラー・東海バス・伊豆箱根バス3社で三島と羽田空港がバスで直結ってマジ!?

■各社仲良く1往復ずつの運行

 この路線は3社で共同運行をするが、上り下りとも第1便を伊豆箱根バス、第2便を東海バス、第3便をウィラーが担当する。発表されたダイヤには休憩等について現在ところ言及はない。

 まだ開業前のため現車の写真はないが、イメージ画像では3社ともエアロエースのハイデッカー車で運行するように見える。客室がどのような仕様になっているのかまでは発表されていないが、全線乗り通しても4時間程度なので4列シートだろうか。

■横浜・東京への交通手段として認知されるかがカギ

運賃一覧
運賃一覧

 空港連絡としては重要な交通手段だが、横浜駅にも停車することを考えると、神奈川県中心部や鉄道に乗り換えて東京方面、または新木場から台場やディズニーリゾート方面へのアクセスにも利用できそうなので、そのような利用方法も含めて認知されるかどうかが路線が育つうえでのカギとなるだろう。

 3往復からスタートして利用状況により増車や増便ができるまで浸透すれば、もっと利用しやすくなるので路線成長に期待したいところだ。

【画像ギャラリー】ウィラー他2社で三島と横浜・羽田・新木場を結ぶ高速バスを運行開始!(3枚)画像ギャラリー

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。