■利用者にとってはーの利便性は確実に向上した
みどり坂タウンバスはJR瀬野駅北口を起終点に、急坂を上ってみどり坂へ向かい、みどり中央から瀬野西5丁目地区の住宅地の中を回り、再び瀬野駅へ戻る循環系統を基本に4系統を設定、平日1日75便が運行される。
平日朝にはみどり中央からみどり中街のみ停車して瀬野駅までノンストップの急行便も走る。バス停は全部で11カ所あり、住民にとってはより自宅の近くや地元スーパーの前で乗り降りでき、利便性が高まっている。
運賃は200円均一で、広島県内でも珍しい前乗り前払い。スカイレールより30円高くなったが、サービスレベルは高まっており、JR西日本のICOCA導入により全国共通ICカードなども使用できる。一般的な定期券に加えて上り坂方向だけの「みどり坂おかえりパス」(いずれもICOCA定期)の設定があり、ICOCAで乗車するとチャージ専用のポイントサービスや60分以内の再乗車無料サービスもある。
みどり坂の住民とともに生き、地域のシンボルであったスカイレールに代わる交通機関となったみどり坂タウンバス。スカイブルーの9mEVが、新たなみどり坂の住民の誇りとなって、走り続けることを期待したい。
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