【8月のバス占い付き】バスでアプローチする都電で巡る1Dayパワースポットが尊すぎた!!

■七社神社

七社神社の鳥居と拝殿
七社神社の鳥居と拝殿

 前の2社は豊島区だったが、次の七社神社は北区だ。飛鳥山電停から飛鳥山公園沿いを歩いて住宅地を抜けると七社神社が見えてくる。雨のせいか参拝者はほとんどおらず、意外にも広い境内でポツンと一人で参拝してから授与所に向かう。主祭神はイザナギノミコト、イザナキノミコト他だ。

七社神社の御朱印とシール式の道中安全守護の神札
七社神社の御朱印とシール式の道中安全守護の神札

 御朱印を書いてもらっている間に授与品を眺めるが、いいものを見つけたので2体授与してもらった。それが道中安全のシール式お札である。宗教法人のアンタッチャブルな部分なのかもしれないが、お札もお守りも御朱印も御朱印帳も、授与品には消費税等の税金はかからないことになっている。一部の地域では授与品である御朱印帳の1ページ目に同様のお札が最初から貼り付けてある。

23区内でも見ることができる「軌道敷内通行可」の標識(二輪車は通行禁止)
23区内でも見ることができる「軌道敷内通行可」の標識(二輪車は通行禁止)

 それは御祈祷済みであることを証明し、宗教関連品であり文房具の帳面ではないことを示すためでもある。しかし一般的には御朱印帳にお札はない。それを別にシール式にして御朱印帳にかかわらず、何にでも貼れるようにしたのがこのお札である。パスポートホルダーや手帳や持ち運ぶPCにも貼れる道中安全のお札は見かけない。

都電の装備はバスと似ている
都電の装備はバスと似ている

 ちなみに七社神社は渋沢栄一にゆかりがあり、御朱印ほか各所に同氏のパネルや説明書きがあるので、どのようなゆかりがるのかは参拝してからのお楽しみ。読者の皆さんが1万円紙幣とたくさんのご縁がありますように。

■1Day満願ならず!

尾久八幡神社の社号標
尾久八幡神社の社号標

 七社神社を後にして、飛鳥山電停まで戻っても良いが、坂を下ると2つ先の栄町電停があるのでどちらでもよい。区は変わって荒川区の宮ノ前電停で下車する。いかにも神社の前に電停がありそうな名称だが、本当に目の前に尾久八幡神社がある。八幡神社なので主祭神は応神天皇である。

日頃の行いが悪いとこうなる
日頃の行いが悪いとこうなる

 これで4社目、満願と張り切って参拝した後に社務所に行くと休業日の張り紙が。記者の日ごろの行いが悪いためなのか、参拝は果たしたものの御朱印を授与してもらえないので満願とは言えず、後日改めて都営バスで亀戸駅前から大関横丁まで里22系統で行き、三ノ輪橋から都電に乗って御朱印を拝受した。

日付が3日後になっているが後日拝受した尾久八幡神社と境内社・厳島神社の御朱印
日付が3日後になっているが後日拝受した尾久八幡神社と境内社・厳島神社の御朱印

 残念ながら1日で満願とはならなかったが、その気になれば休日の数時間で4社巡りができるので、冷房の効いた都電車内と神社の木陰で涼を取りながら巡ってみてはいかがだろうか。もちろん都営バスでアクセスすることも忘れずに。


■【付録】バス占いの見方

無料の四柱推命サイトから自身の命式を出せる
無料の四柱推命サイトから自身の命式を出せる

 月初に掲載している「バス占い」は、あなたの十干(じっかん)で四柱推命を中心に鑑定している。1桁のラッキーナンバーとカラーも同時掲載するので、行先番号や社局番・登録番号や塗色等でラッキーなバスを見つけて、乗りバス・撮りバス・見バスの参考にしていただきたい。
・占者:本稿記者/四柱推命鑑定師 古川智規
・監修:認定四柱推命講師 長内麻子(一社・日本占道協会)
(本鑑定の有効期間は令和6年8月7日9時9分から同年9月7日12時10分まで)

この例では丁(ひのと)の欄を見る
この例では丁(ひのと)の欄を見る

 占い方は、どこでも構わないので無料の四柱推命サイトで自身の生年月日を入力して命式を出す。日柱の干支のうち十干(甲乙丙丁戊…と続く10種の漢字)を覚えておこう。生涯変わらないので、来月以降も同じ十干の結果で占える。(命式の見方は詳細はギャラリーの画像を参照)

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