移籍バスの行方を追跡!! 首都圏から日本各地へ旅立ったバスたち【東急バス編・その2】

移籍バスの行方を追跡!! 首都圏から日本各地へ旅立ったバスたち【東急バス編・その2】

 今回は1990年代後半のノンステップ車から近年にかけての移籍車を主に紹介しよう。

【画像ギャラリー】いすゞの移籍バス

【画像ギャラリー】日野の移籍バス

【画像ギャラリー】三菱の移籍バス

【画像ギャラリー】UDの移籍バス

執筆・撮影■移籍車調査委員会(立木雅人・今関義高/バスマガジンvol.102より)


神奈川県側で様々なタイプの車両の導入が始まった時代

最初期のブルーリボンシティハイブリッドが2台まとめて宗谷バスに移籍した。宗谷バス生え抜きの同型車と並んだショット

 1997年度から東急バスではノンステップバスを大量に導入しており、2000年度は新車全車がノンステップバスとなった。

これ以降は東京都内の営業所はノンステップ、神奈川県内はワンステップバスの仕様が基本となり、路線環境に合わせて長尺や中型、またワンロマ車といったバラエティ豊かな車種を並行導入するようになっていった。

 近年は12〜14年程度で移籍することが多く、ごく一部を除き全車が再就職している。宗谷バス・じょうてつ・越後交通といったおなじみの移籍先のみならず、全国各地の事業者で見られるようになってきている。

【画像ギャラリー】いすゞの移籍バス

【画像ギャラリー】日野の移籍バス

【画像ギャラリー】三菱の移籍バス

【画像ギャラリー】UDの移籍バス

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。