大人気観光地「熱海」に来たらぜひ食べてほしいのがメディアで話題!ハイパー干物クリエイター藤間氏が手掛ける通販では1年半待ちの絶品の干物。地味で目立たない干物だが、JK(女子高生)に「お弁当に入れてほしい」とまで言わしめた熱海の干物は必食だ!「バスでグルメ」今回はベタだから差別化が難しい熱海の干物である。
文/写真:のりぴよ(影山のりみ)
共著/編集:古川智規(バスマガジン編集部)
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■熱海駅バスターミナルから出発
ハイパー干物クリエイター藤間氏が手掛ける干物が食べられるyoshi-魚-teiは、熱海駅から歩くと20分弱。歩けなくはないが、熱海の名物!?急過ぎる坂を下ることになるので、途中に立ち寄るところがないのであれば熱海駅前からバスに乗ることを強く勧める。google先生によると、この日は3番乗り場から乗車となった。
バスマニアの読者諸兄であれば、乗り場なんて現地で調べればよい!と叱られそうだが、バスは初心者なのでそこはご勘弁。市内の混雑がなければ6停5分で到着するが、ハイシーズンや時間帯によっては意外に時間がかかるものなので、余裕あるスケジューリングは必須だ。
バスの遅れなんて事業者と地域でスパっとわかる先輩マニアの方々には釈迦に説法だが、観光シーズンはすべての道が熱海駅に通じるかの如く混雑を極めるので恐れ多いが、シーズン中はお気を付け願いたい。目的地の銀座バス停には東海バスでも伊豆箱根バスでも行ける。
■帰りのバス停は罠だ!
この銀座バス停、実は罠が潜んでいる。あたりを見まわすも熱海へ戻るためのバス停が見当たらないのだ。熱海が大好きで自称熱海マスターを語る筆者は、いくら複雑な路線バスでも罠にはハマらない。しかし熱海初心者は必ずハマるので、ここバスマガジンでしっかりと予習をしておこう。
yoshi-魚-teiから徒歩2分の銀座バス停は、先程降りた銀座バス停から海に背を向け道を1本挟んだところにある。それは見まわしても見当たらないわけだ。時間帯によっては違うバス停を案内されることもあるが、比較的本数も多く乗降客の多いこちらから熱海駅方面に戻ることになるので、罠にハマらず無事に熱海駅へ戻って来られることを願う。
乗り換え案内系のアプリでは東海バスでも伊豆箱根バスでも往路は熱海駅から「銀座(東側)」を、復路は「銀座(西側)」選択すると一発で出る。
■熱海No.1干物を心ゆくまで
帰りのバス問題が解決!?したところで早速、熱海No.1干物を堪能していこう。yoshi-魚-teiはぼっちでも安心のカウンター席に、仲間でワイワイ楽しめるテーブル席や掘りごたつ個室も完備。人気はうなぎ上りでいつ行っても混んでいるので極力予約をおすすめする。(ランチは予約不可)
yoshi-魚-teiといえば日本酒の品ぞろえが素晴らしい。酒蔵に出向き直接仕入れる銘酒の数々がそろい、日本酒愛好家からも一目置かれている。乾杯は、あべ。1804年から続く、新潟県柏崎市の酒蔵「阿部酒造」6代目製造責任者阿部裕太氏による2015年からスタートした新ブランドあべシリーズの定番純米吟醸からスタート。クリアな味わいと酸の主張が食欲をくすぐる一杯だ。
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