■みりん干しではないの?
何度もyoshi-魚-teiを訪れている筆者だが必ず頼むのは、特製の塩水と究極自家製タレで仕込み潮風と天日で仕上げた鯖の塩干し。これ本当に干物?と疑いたくなるふんわりジューシーな身はうまみが凝縮しており、この鯖を食べたら他の鯖が食べられなくなる逸品だ。みりん干しもあるが、鯖のうまみがストレートに伝わる塩干しが好み。初めての方は食べ比べてみるのも良いだろう。
海老は生がおいしいなんて誰が言ったか!?この花海老潮干しを食べると概念が変わる。プリプリ食感で鯖の干物と同じくうまみが凝縮しており口の中で爆発する!いつまでも噛んで痛い海老の干物。みりん干しもあるが筆者はやはり シンプルな塩が好みだ。
■日本人でよかった!
続いての日本酒は、青森 奥州街道の宿駅として名高い五戸町の「八戸酒類」より如空が注がれた。ピュアで淡麗、ふくよかなうまみ、喉越しのいい後味… 3拍子そろった美酒だ。
厳選したスルメイカを塩水で洗い、特製ダレで揉み込み天日干ししたイカの開き。噛めば噛むほど味わいが深くなる。そのまま食べてもびみだが、添えられた山椒を少し付けると表情が変わりエンドレスに食べられる。今までのイカの干物で1番おいしいと多くの声が上がる人気の逸品だ。
熱海に来たのであればやはり刺身も食べたい。yoshi-魚-teiは干物だけでなく刺身もうまい。こちらは鯵のたたき。
■熱海に来たならぜひ立ち寄りたいyoshi-魚-tei
天然本鮪の刺身は2種盛り合わせで登場。焼津の鮪問屋と契約し常に高鮮度の本鮪が提供されておりあたりを見まわすとオーダーしているテーブル多数であった。うまい干物にうまい刺身。筆者のボルテージは最高潮!ラスト3杯目、佐賀県は光栄菊酒造より2006年に惜しくも廃業したが見事に復活を遂げた日本酒が注がれた。酸とうまみがあり、最後に口の中ですっと切れる、食事に合う酒でフィニッシュ!
いかがだっただろうか。熱海に干物ブランドは数あれど、筆者はハイパー干物クリエイター藤間氏の手掛ける絶品干物が日本酒と楽しめるyoshi-魚-teiを猛プッシュしておく。熱海駅前から距離は近いが路線バスに乗ってぜひ楽しんでほしい。
ちょっぴり飲み過ぎて東海バスのワンステップ・エルガミオに乗り遅れちゃったけど、まだまだバスはあるので干物の味をかみしめながら次のバスを待つことにしよう。
【画像ギャラリー】バスに乗って熱海のナンバーワン干物を堪能すべし!帰りのバス停には要注意?(16枚)画像ギャラリー
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