改札の目の前で降車できる!
JRのガードをくぐり丸の内側に出ると終点の東京駅丸の内北口だ。以前は一度、丸の内のビジネス街を回りこんで路上バス停から発着していたが、丸の内のロータリーが整備されたことで駅前に着くことができるようになった。降車停留所は丸の内北口の改札前で東京駅に到着するバス停の中で最も改札口に近い降車停留所だろう。
降車扱いをした東20系統はそのままロータリーを半周し、車内点検を行った後に折り返しの東20系統として錦糸町駅前に戻っていく。
便数が少ないのも利用機会を失った要因か?
東京都現代美術館への足を確保する目的だとは言え、ターミナルを結ぶ路線にもかかわらず便数が少ないため東22系統と比較して利用機会が限られるのも災いしたのかもしれないが、新幹線や高速バスで東京駅に到着してさほど歩かず座って移動できた東20系統(東22系統を含めて)は、便利な系統だったので廃止は残念だ。
今後は東京駅丸の内北口から錦糸町方面への便はS-1系統も廃止されるので東22系統のみになり、東京都現代美術館へは業10系統(とうきょうスカイツリー駅-新橋)に託されることになる。
【画像ギャラリー】惜別「東20」系統!肝心のあの場所では乗降なしの寂しさ(15枚)画像ギャラリー