■意外すぎるほど速い!?
高松〜引田間の所要時間は1時間25分。さすがに路線バスゆえ、JRと速さを競ってはいけないと思いきや、特急(39分)はともかく、普通列車の同区間の所要時間を見たところ1時間24分とあった。なんと殆ど変わらない。
もののついでに、ことでん長尾線との競合区間を確認してみると、スタート/ゴール地点が互いに少々異なるものの、バス40分/電車41分であった。どうやらこのバス、何気に速いらしい。
バスの運賃は高松〜引田間が1,100円で、JR普通列車の1,080円より20円高い。長尾線競合区間ではバスが670円で電車は550円だ。
■こんな使い方もできるぞ
香川県の一般路線バスでは最長距離(41.9km)を走る大川バス引田線。実は引田から先も別のバス事業者が運行している路線バスに乗り継ぎが可能。
高松〜徳島となれば、特急列車や高速バスが走るほどの立派な都市間移動になるが、大川バス引田線を活用すると、路線バスだけを使ってほぼダイレクトに徳島県入りできてしまうのだ。そんな環境をキープしている場所も今やなかなか貴重に思える。
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