■路線もバス停も変更される!
参拝を済ませて再びおはらい町の賑わいを見ながらシャトルバスの乗り場へと戻ることにした。宇治浦田町交差点の先から内宮前までの道路は一部を除き通行禁止となり、観光バスや路線バス、タクシーのみが行き交う姿が見られる。内宮前バス停にも多くの人が行列を作っていてバスの到着を待っていた。
通常ならここに立っていれば伊勢市駅や宇治山田駅などに向かうことができるのだが、鳥居横に臨時バス乗り場がある場合はバス停の位置が変更となっていて、伊勢鳥羽周辺の観光スポットを回る「CANばす」は1番乗り場で変わりないが、2番乗り場が鳥居横に移動となり、ここで待っていてもバスは来ない。
また通常なら経由地となる五十鈴川駅バス停などは直通の臨時バスが運行される。バスにより表示もさまざまで、行き先がLED表示されるものもあれば「三重交通」表示のもありなかなか判断の難しい。フロントガラスに表示が掲示されている車両もあるが、方向幕が統一されていないので行列に並ぶ前に係員などに確認することも大事だ。
筆者はシャトルバス乗り場へと戻ってきた。まだまだ国道では駐車場に向かう渋滞が続いていたが、シャトルバスはどんどん観光客を乗せて軽快に行き交う。帰りのバスは各駐車場行きが運行され、違う駐車場を経由することはない。
待機列の入口には駐車場名と朝駐車した時に渡されたチラシに書かれている果物のイラストが誤乗対策として掲示されていた。筆者はサンアリーナA駐車場で果物はメロンである。
敷地内には多くのバスが待機しており、バスが発車する前にすぐに乗車できるよう、あらかじめ指示されて後方にバスが待機するという形が取られている。ちょっとでも列に並ぶ時間を少なくしてもらうための対策だろう。帰りのシャトルバスも順調で約20分ほどで駐車場に戻ってくることができた。
■式年遷宮までにはなくなってしまうパーク&ライド?
今回は伊勢神宮周辺のバス輸送、そしてパーク&ライドシャトルバスについてお届けした。移動手段として公共交通機関を利用してもらいたいのはもちろんなのだが、どうしてもマイカーを選択する人も多いはずだ。
今回は伊勢に来る人に使い勝手のいいものなのか、そういったことも確認してみたかったこともあるが、結論としては渋滞に巻き込まれるよりはシャトルバスに乗り換えて外宮や内宮へ向かう方が時間の節約になることは間違いないようだ。
さすがに外宮から内宮への移動はシャトルバスで往復するより路線バスを使う方がいいように思えたが、ここは利用する時間帯や滞在できる時間、あるいは人数を考えて有利な選択でお伊勢参りを楽しんでいただきたい。
またバスにこだわるのであれば、例えば高速車や貸切車などを待機するバスで選び、好みのバスに乗車してみてはいかがだろうか。観光バスとして運用されている車両は座席にUSB端子が設置されていることもあるので、設備も利用しておきたいところだ。
また特殊な車両となる神都ライナーや神都バス、参宮バスは臨時バスには入らないので、通常運行のバス停で待つ必要がある。ちなみに現在のパーク&ライドは数年でなくなる。現在伊勢市が進めている計画で三重県営総合競技場西にある五十鈴公園駐車場を800台程度駐車可能な立体駐車場に整備するというものがある。
来る2033年の式年遷宮を前に観光客が増加することを想定したもので、2029年度の完成を目指すそうだ。現在のパーク&バスライドの収支は赤字のようで、駐車場の完成後は段階的に廃止されるという。あと数年でシャトルバスを含めたこの光景も見納めだ。
新しい設備が便利かどうかは分からないが、バスファンとしては今のうちに利用して思う存分バスに乗車しておくことをオススメしたい。そして何よりも、今年も良い1年になるよう有意義なお伊勢参りにしていただきたい。
【画像ギャラリー】神宮のパーク&ライド輸送は裏技あり?式年遷宮までにはなくなるぞ!(31枚)画像ギャラリー


































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