■見極めを受けてください!
そうしている間に9月の勤務日数があと数日間しかなくなったある日の到着点呼後に、運行管理者から本来は勤務希望日を出していない日に出勤する調整はできないかとの打診を受けた。取材さえ重なっていなければ別に構わないので、前後を調整して言われた日を勤務日とした。
これには理由があり、その日に富士急グループの見極めの審査を受けてほしいとのことだった。富士急グループではグループ内各社が独自に運転士を採用するが、実際に単独で営業運転をしても良いかどうかの判断は各社ではできない。
富士急行本社からやってくる担当者が統一した基準で審査をし、見極めをもらわないとできない仕組みになっている。その日に出勤してほしいということだった。まだしばらくは教習が続くとタカをくくっていたが、そういうわけにもいかないようだ。
とにかく記者の運転で見極めに合格できるだろうとフジエクスプレスで判断されたのだから、期待に応えるしかないだろう。次回はその顛末をお伝えする。
【画像ギャラリー】【バス運転士日誌】営業教習を続けて最大の山場を通告される!(6枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方