■銀行は救ってくれたけどバス会社は救ってくれない
かつて日本の銀行が不良債権を抱えてつぶれかけた際には最後の護送船団ともいうべき一時国有化というミラクルな手段で資本注入をして救った。しかしバス会社にはこんなことはしてくれない。金融機関と公共交通機関という違いはあるが、地方ごとの交通対策は結局は地方自治体が負うことになる。
あまり明るい年とは言えないが、運賃の値上げは全国のバス事業者が続々と行っている。これらの増収分が運転士の待遇改善に回り、ひいては運転士になりたい人が増えることに期待するしかない。
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