■根本的な解決は進むのか?
バス事業者にも経営があり、ボランティアでバスを運行しているわけではないのは承知の上だが、この流れで行くと運転士不足という深刻な問題は根本的な解決を見ないまま外国人運転士が多くなってしまうように感じる。
それ自体は前述の不安点を解消しさえすれば大した問題にはならないだろう。しかしながらせっかくの雇用機会が待遇面で消失し、その悪いとされる待遇で外国人なら雇用してもいいものなのかというところに戻ってきてしまう。
ただ単に安い労働力という見方で外国人運転士に走ってよいものなのかどうか、国民的に議論が必要なところだろうが、残念ながらタイムオーバーが近い。
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コメント
コメントの使い方現場の路線バス運転士やってますが、路線バスに関してはただバス停間を走るだけではなく運行に関しての案内や乗客からの問合せの対応など日本語のスキルが問われる職業でもあると思います。
日本語が理解出来なくても二種免許が取れるようになることに意味があるのか疑問です。
品質二の次、格安バス会社を立ち上げるなら都合の良い改革ですが。