路線バスの小さくて大きいナゾが深すぎる……JRじゃないバスに付くJRマークの正体とは?

■東海エリア限定?

 JRプレート付きの路線バスを見られるのは、どうも東海道新幹線が通っているJR東海の静岡周辺に限られるようで、見つけて楽しい“ご当地系”な表記の一種かも知れない。

 プレートは白地で、JRマークと漢字+管理番号が、JR東海のコーポレートカラーであるオレンジ色で記されている。シルバー単色のプレートも見かけるが、車種を見ると旧めの年式が多く、単純に経年で塗装が剥がれ落ちただけと思われる。

 プレート上の漢字は目視で確認できた限り「幹」と「静」の2種類があった。恐らくJRプレートを管理するエリア(支社?)の違いだろう。他バリエーションの可能性も捨てきれない。

■どこのバスに付いている?

 JRプレートがよく付いている主な事業者に、富士急シティバス、東海バス、しずてつジャストライン、伊豆箱根バスが挙げられる。

東海バスの車両にはJRプレート付きが多い
東海バスの車両にはJRプレート付きが多い

 ナンバープレートの地域で見ると、沼津・伊豆・静岡と、やはり静岡県が中心となっているが、伊豆箱根バスの湘南ナンバーのクルマにも一部JRプレート付きがある。

 静岡エリアの東海道新幹線沿線を訪問した際、バスウォッチのついでにJRプレートが付いているかをチェックしてみると、好奇心を刺激する楽しみが一つ加わって、より豊かなバス趣味を堪能できるかも!?

【画像ギャラリー】車体正面に注目!! 非JR系バスのJRマーク(8枚)画像ギャラリー

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