超巨大駅によくある西口と東口……両方にバスターミナルがあるのは当たり前ってマジ?

■“終点”ではない東口

 共通の停留所名は「新宿駅東口」。駅前がバスの始点終点になることは多々ある。しかし都営バスの新宿駅東口はごく普通の途中の停留所となっており、ここを通る全てのバスは西口まで向かう、または西口から来る。

アルタ前を都営バスの大型路線車が通る
アルタ前を都営バスの大型路線車が通る

 東口を経由する都営バスは、早稲田方面への早77系統と、品川駅方面へ向かう品97系統。本数はそこそこ出ているにせよ、系統が2種類しかないあたり、西口に比べて東口は極端なまでにこぢんまりした雰囲気だ。

 ちなみに、今回は西口と東口にテーマを絞ったため、新宿駅の主要出入口の一つである南口はリサーチ対象外。

 一応軽く触れておくと、南口の前に一般路線バスのバス停はなく、道路を挟んだ向かい側に大規模高速バスターミナルの「バスタ新宿」が建っている。

【画像ギャラリー】東西でぜんぜん違う!! 新宿駅前バス乗り場(6枚)画像ギャラリー

最新号

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

バスマガジン Vol.129は6月23日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、会津乗合自動車を特集。同社は福島県の約4割の面積を占める会津地方を営業区域とし、路線は会津盆地の若松・坂下・喜多方を拠点に、平野部の住宅地域から中山間地域へ広がるほか、東部の猪苗代・郡山湖南地区と南部の田島地区にも路線を有している。