複雑怪奇なバスの型式……でもそれを見れば車両のプロファイルが分かるってマジ!?

■現行車の型式を読み解いてみると

 次に、最近の路線バス車両の型式から、最初の3文字の意味を少し読み解いてみよう。いすゞエルガ(2KG-LV290N3)の場合……

・2:2016(平成28年)規制クリア+低排出ガス認定なし
・K:燃料に軽油を使用+重量車燃費基準を達成
・G:車両総重量が3.5トンを超える

【ちなみに】
・LV290:車両の型式
・N:車体の長さ(ホイールベース5.3m)
・3:LV290の3代目

……のようになる。

日本最長路線バスに使われているのは、2016年式いすゞエルガ(QDG-LV290N1)
日本最長路線バスに使われているのは、2016年式いすゞエルガ(QDG-LV290N1)

■電気自動車も同じ?

 ちょっと気になったのが、型式の最初の3文字は排ガス規制に関するもので、ディーゼルエンジンを積んでいない、昨今のエコに注目した国産バス車両の型式は対象外なのか、という点だ。

 国土交通省が公表している資料を読んでみると、燃料電池車や電気自動車は「対象外」ではあるのだが、対象外の車であることを示す文字、というものが別途用意されていた。読み方はディーゼル車とほぼ同じで、要領は以下の通り。

●燃料電池バス トヨタSORA(ZBC-MUM1NAE)
・Z:排出ガス規制の適用を受けない自動車
・B:燃料電池車
・C:乗合向け

燃料電池バスのトヨタSORA(ZBC-MUM1NAE)
燃料電池バスのトヨタSORA(ZBC-MUM1NAE)

●電気バス いすゞエルガEV(ZAC-LV828L1)
・Z:排出ガス規制の適用を受けない自動車
・A:電気自動車
・C:乗合向け

 1つのアルファベットと数字の中に、これだけの情報が詰め込まれているとは驚きだ。

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