■そのバス、どこから来たの?
次に、岩手県交通の車両といえば、他のバス事業者から移籍してきた、いわば再就職組の多さが特徴。岩手県交通自社で新車導入した車もなくはないが、物凄く珍しい。
元・国際興業グループだったゆえに、国際興業カラーの車は大抵が元・国際興業の車両なのか、と考えたくなる。
少し掘り下げてみると、確かに結構な数の元・国際興業の車が在籍しているようだ。ところが、国際興業カラーの車が必ずしも国際興業出身とは限らない様子。
出自の一例として、京急バス、神奈中バス、相鉄バス、高槻市営バスなどが挙げられるほか、2020年以降の新塗装まで含めると……
……都営バス、川崎市営バス、臨港バス、横浜市営バス、西武バス、立川バス、京成バス、千葉中央バス、名鉄バスほか、錚々たる出身地が並ぶ。
東京で見慣れた国際興業カラーの下に隠された、個々の車両プロファイルを探ると刺激抜群! 岩手県交通は多方面から趣味的アプローチが可能な奥の深さを持った、魅力あふれるテーマに思える。
【画像ギャラリー】色合い国際興業派!! 岩手県交通の路線車プロファイル(11枚)画像ギャラリー
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