■クロネコヤマトミュージアム
最後は企業見学だ。港区は東京都心とも呼ばれるほど日本を代表する多くの企業が立地していており、新橋や汐留地区は「サラリーマンの街」としても有名だ。そうした企業が多くあるエリアには実は博物館も多く立地していて、ほとんどは企業ビルなどの中に設けられている。
そんな中から筆者が訪れたのは品川駅である。竹芝桟橋入口から折り返しの芝浦港南ルートに乗車すると「品川駅港南口」バス停に到着する。品川駅港南口は高輪ルートに接続しているほか、お台場地区へと向かう「お台場レインボーバス」にも乗車することが可能だ。休日であればちぃばすとの共通1日乗車券を購入することで利用可能なので、路線バスでレインボーブリッジを渡ることが可能だ。
さて、筆者が訪れたのはヤマト運輸のヤマト港南ビルだ。巨大な物流倉庫となっていて、集まった荷物の仕分けや配送が行われている。そして併設されているのが「ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム」である。ヤマトグループの100年に及ぶ歴史を学ぶことができ、代名詞でもある「宅急便」がどのようにして誕生し成長していったのか当時の資料や展示を港南ビルの外周スロープを使って見学することができる施設である。
土日祝日も開館しており、入場無料で見学も自由というのがありがたいポイントだ。基本的には館内の展示物については撮影禁止なのだが、一部エリアには制服を着用して宅急便の配送に使われる車に乗って記念撮影を行えるスポットがあり、そこでは撮影可能となっている。
普段街中で見かけるウォークスルー車の他、都心部などで活躍しているスリーターと呼ばれるリヤカー付きの電動自転車も乗車可能だ。またパレットと呼ばれるワゴンに荷物を積み込む体験や包装資材を使って荷物を梱包する体験などもでき、荷物を運ぶことの時代の進化を感じることができる。
ルート上には昨年開催された大阪・関西万博のヤマト運輸の店舗に展示されていた大きなクロネコにも会うこともできる。ちなみに現在は年間約24億個という取扱数を誇る宅急便であるが、サービスが始まった1976年1月20日、初日の取扱数は11個だったそうだ。
■コミュニティバスだけでも観光はできる!
今回は東京都港区を走行するコミュニティバス「ちぃばす」を観光に使ってみた。前回と合わせて多くの商業施設や観光スポットがある港区をより楽しむための移動手段として参考にしていただければ幸いだ。いくつかのスポットを紹介したが、1乗車100円で1日乗車券も300円で気軽に利用できるので、都営バスや地下鉄とも組み合わせて効率的に回る手段として活用したい。
また港区に限らず、例えば渋谷区では「ハチ公バス」、千代田区では「風ぐるま」、台東区では「めぐりん」など各区でもコミュニティバスは運行されている。都心のコミュニティバスは比較的本数が多いのでこれらのバスも乗り継いでの東京観光も良さそうだ。
【画像ギャラリー】東京都港区を300円だけで観光し放題?バス好きにはたまらないコミュニティバスでの観光旅行(25枚)画像ギャラリー

































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