■各種交通費はコミコミ
本ツアーは多種の公共交通機関を利用するが、ほぼすべての運賃はツアー代金に含まれる。新幹線とフェリーの運賃はもちろんだが、双方の電車運賃、北九州BRT等のバス運賃がコミコミである。
ただし、現時点で判明している内容では、食事については1日目の昼食のみが含まれているようだ。夜と翌朝はフェリー乗船なので各自船内レストランでということだろうか。
■特製キーホルダー
前述したツアー参加特典のキーホルダーは非売品で一般販売はない。
阪堺電気軌道の今池は阪堺線が軌道(法律上の路面電車扱い)なので、駅ではなく停留場というのが正式。阪堺電気軌道は資本関係では南海電鉄系の会社だ。
一方で、筑豊電気鉄道の今池は筑豊電鉄の車両は西鉄北九州線に乗り入れしていた関係から路面電車タイプの車両を使用しているが、鉄道(JR等と同じ扱い)なので今池駅が正式だ。筑豊電鉄は西鉄系列の会社である。
とはいえ停留場と駅との正式な違いはあるものの、現地ではどちらも「電停」で通っているので細かいことは言いっこなしだ。
■マニアに振ってあるが…
両社が共同PRを始めた経緯は共通の車両にある。筑豊電鉄が5000形を導入する際に製造会社であるアルナ車両から同型車両を使用する阪堺電気軌道の紹介を受けたことから付き合いが始まったという。どちらも軌間は標準軌(新幹線と同じ1435㎜)で、架線電圧も直流600Vで同じだ。
あくまでもメインは電車だが、国鉄バスの保存車両にも乗車できるのでバスマニア、鉄道マニア、または子供を連れてのヲタ旅にはもってこいの無駄のないツアーのようだ。
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