●しずてつジャストライン 浜松200か150 三菱 P-MP218K 落232(1988年) 1988〜89年式の三菱車はまとまってしずてつに移籍した。同世代の生え抜き車は新呉羽ボディのエアロスターKなので見た目が異なる。2016年までに静岡200か173を除き引退
●京都交通 京都200か594 三菱 U-MP618K 魚282(1991年) 1991年度車からエアサス仕様に統一された。京都交通の末期に日野・三菱車を中心に多くの車が移籍し、京阪京都交通に社名変更後も活躍した。■撮影者/fusoきゃろる
●京阪京都交通 京都200か1021 三菱 U-MP618K 石035(1992年) 1992年度車から高出力車になり、側窓が上部引き違いの逆T字窓になって印象が変わった。こちらは京阪京都交通時代の写真。2012年頃までに大半が引退した。■撮影者/fusoきゃろる
●ジャンボフェリー 香川200は74 三菱 U-MP618K 石018(1991年) 神戸〜高松を運航するジャンボフェリーの送迎バス。高松・神戸側それぞれで送迎バスが運行されている。当初は神戸側で、後に高松側で運行されていた。■撮影者/fusoきゃろる
●宮城交通 宮城200か984 三菱 U-MP618K 石026(1992年) 宮城交通からは1991〜1992年の三菱車4台が移籍した。いずれも契約輸送用に使われており、目にする機会はあまり多くなかった。2012年に全車廃車された。■撮影者/岩本正寛
●ことでんバス 香川200か323 三菱 U-MP618K 魚081(1994年) ことでんへは1994年度車が2台移籍した。系統幕部分に「ことちゃん」のステッカーが貼られている。同年式の三菱はほとんどが海外輸出され、国内再就職はこの2台のみ
●群馬中央バス 群馬200か545 三菱 U-MK517F 石011(1991年) 1992年に地元の要望で作られた初の中型路線、[32]JR六甲道〜御影山手用に導入された中型短尺の4台のうち1台のみが移籍した。ワイドな側面方向幕が目印。2013年頃に廃車
●九州産交バス 熊本200か1175 三菱 KC-MP717K 石204(2000年) KC-規制車は多くが輸出に回り、主な移籍先は九州産交・鹿児島交通グループに限られる。産交へは三菱は2000年度車の5台が移籍、現在も熊本市内を中心に活躍中。■撮影者/徳山寛
●鹿児島交通 鹿児島200か1292 三菱 KC-MP717K 魚137(1997年) 鹿児島交通グループへは1997・2000年度車を中心に多くが移籍し、一台勢力となっている。車体のやしの木が緑色なのは、統合前はいわさきバスネットワーク所属だった名残。■撮影者/林翔太
●東頸バス 長岡200か810 三菱 KK-MJ23HE 魚199(2000年) [102]JR六甲道〜摩耶ケーブル下などの小型車系統用に4台が登場し、いずれも国内再就職している。THS(栃木市コミュニティバス年)で働いたのち、頸城自動車系に再移籍した。■撮影者/中村裕樹
●西肥自動車 佐世保200か743 三菱 PA-MK27FH 落004(2006年) 阪急バスに中途移籍し、早くに放出され今年西肥自動車に再移籍したエアロミディ。3台とも同様の動きで同社に在籍する。■撮影者/うみみち
●頸南バス 長岡200か667 いすゞ U-LV224K 須578(1992年) 1991年度車の1台のみ移籍した。当初は諏訪バスに移籍したが数年で姿を消し、頸城自動車グループへと場を移した。末期はスクールバス専用となり、2018年頃に廃車。■撮影者/イケテツ
●伊豆箱根バス 沼津200か361 いすゞ U-LV224K 中562(1991年) 1991年度車のいすゞ6台が移籍した。元西武車が幅を利かせる同社では珍しい関西勢からの移籍だったが、数年で姿を消した。1台のみ伊豆下田バス所属で、後年、浜松バスに移籍
●秋葉バスサービス 浜松200か296 いすゞ U-LV224K 須569(1991年) 静岡県の袋井・磐田市など路線を運行する事業者で、1991年度車の1台のみ移籍。2003年に移籍後、現在も現役で走っており、赤帯の旧塗装車としても貴重な存在だ。■撮影者/ねりまん
●京阪京都交通 京都200か963 いすゞ U-LV218K 中594(1992年) 1992年度は3メーカーとも(京阪)京都交通への移籍が見られた。京阪京都交通への事業譲渡以降は、京阪バスのデザインに順次改められていった。■撮影者/fusoきゃろる
●JRバス四国 高知200か128 いすゞ U-LV218K 中590(1992年) 1992年度車のいすゞ車が9台移籍した。ほとんどが愛媛エリアの中、高知ナンバーの大栃線用に登録された1台は沿線にミュージアムがあるアンパンマンデザインになっている。■撮影者/fusoきゃろる
●龍神自動車 和歌山200か308 いすゞ U-LR232J 中329(1993年) 中型系統用に赤一色の塗装で2台が導入され、1台のみ国内移籍した。市営時代は座席が両側ともほぼ横向きと特徴的だったが、移籍に際して前向き座席に改められている
●熊本電気鉄道 熊本200か548 いすゞ U-LR332J 石342(1994年) [80](新長田駅〜高尾台年)用に2台導入された中型。前項とは異なり前中扉4枚折戸・リーフサスで西工ボディとなっている。2台とも熊電に移籍し、2018年に廃車された
●九州産交バス 熊本200か1160 いすゞ KC-LV280L 中420(2000年) 九州産交へは同型が2台移籍した。前中扉が主流の同社では少数派の存在。産交といえば背面行先も大型表示器が特徴だが、これは市営時代の通常サイズの表示器となっている。■撮影者/林翔太
●鹿児島交通 鹿児島200か1658 いすゞ KC-LV280N 中424(2005年) 神戸市北部への急行系統[64]用に2000年度に導入された標準尺5台は、揃って鹿児島交通へと移籍した。現在も主力車として市内中心に活躍中。■撮影者/林翔太
●阪急バス 神戸200か1877 いすゞ PJ-LV234L1 松286(2005年) 2005年の北神・鈴蘭台地区における路線委譲で移籍。移籍当初のみ市営塗装で阪急バスのマークをつけた珍しい姿となっている。座席モケットはそのままだった。2020年引退。■撮影者/fusoきゃろる
●鹿児島交通 鹿児島200か1309 日野 KC-HU3KLCA 松776(1997年) 同社へとまとまって移籍した日野+西工車。国分方面から国道10号線経由で市街地に向かう系統に入り、風光明媚な竜ヶ水付近を走る。■撮影者/林翔太
●琉球バス 沖縄200か126 日野 P-HT233BA 松861(1987年) 琉球バスへは日野車の移籍が継続的に見られたが、西工ボディの移籍は少数派だった。前扉で乗り降りするため後扉は締切となっている。■撮影者/北天幻龍
●掛川バスサービス 浜松200か459 日野 U-HU3KLAA 石942(1992年) 2005年頃に2台が移籍した。掛川市付近の路線を分社した静鉄グループの事業者で、同社では珍しい大型車である。■撮影者/ぬこみみ
●京阪京都交通 京都200か613 日野 U-HU3KLAA 松943(1993年) 京都交通末期には1991〜1993年度車の移籍が多く見られ、京阪京都交通への社名変更後も引き継がれた。長命の車は少なく、2013年までに全車廃車されている。■撮影者/fusoきゃろる
●中鉄バス 岡山200か613 日野 U-HU3KLAA 西933(1992年) 1台のみ移籍した中鉄バスの車。同社は2000年頃より大型は各社からの移籍メインで、前後扉は元東武でも見られた姿。2017年に廃車された。■撮影者/やましろたかお
●富山地方鉄道 富山230い105 日野 U-HU3KLAA 松948(1993年) 2005年頃に西工ボディ車が2台移籍した。末期は分社した富山地鉄北斗バス名義になり、2016年までにいずれも廃車済
●矢島タクシー 群馬200か583 日野 U-HU3KLAA 西969(1993年) GKAは行先となる学校の頭文字。スクールバス専属で、神戸市営時代の姿を留めている貴重な1台となっている
●琉球バス交通 沖縄200か257 日野 U-HU2MLAA西919(1991年) この時代の琉球バスへは必要最低限の変更を施したのみで移籍しており、神戸市営時代の塗装を活かしたデザインとなっている。■撮影者/松本直幸
●鹿児島交通 鹿児島200か1498 日野 KC-HU3KLCA 垂799(1999年) 日野車は日野・西工ボディともども同社には大量に移籍した。元々の側面方向幕の天地サイズがワイドだったため寄っており、大阪市営とはそこでも判別可能。■撮影者/林翔太
●神姫バス 神戸200か697 日野 KC-HU3KLCA 西746(1996年) 2005年の路線委譲で移籍した。移籍当初は行先表示がLEDに改造されたが、ローカル地区への転出で方向幕に戻されている。2016年廃車。■撮影者/ERIP
●中国バス 福山200か468 日野 KC-HU3KLCA 松786(1998年) 1998年度車が5台移籍した。同時期のふそう移籍車がスクールバス専属だったのに対し、こちらは路線でも見られた。長らく活躍したが、近年は引退が進む。■撮影者/やましろたかお
●能登金剛交通 石川200か808 日野 KK-RX4JFEA 西815(2000年) 西神地区に2台導入されたリエッセ。いずれも国内移籍し、もう1台は広島の第一タクシーにて活躍。こちらは能登半島の志賀町コミュニティバスにて使用されていた。■撮影者/高橋信哉
●西日本パブリック 構内専用 日野 KC-HU2PMCE 松418(1999年) 海の中道海浜公園内のシャトルバスで使われていた車。構内専用でナンバープレートは存在しない。2台が移籍したがいずれも2019年までに廃車となった。■撮影者/松本直幸
●阪急バス 神戸200か721 日野 KL-HU2PLEA 松434(2001年) 2013年に神戸市営バスからの路線委譲に合わせて10台が移籍。阪急バスカラーに塗り直されて活躍した。同型は2台で同時期の阪急車よりも早く2017年に廃車となった。■撮影者/徳山寛
●京都急行バス 京都200か2480 UD UA460MAM 垂783(1998年) UD車は少数派で移籍例は少ないが、初期型のUD・日野のノンステップ2台ずつが京都急行に移籍した。標準尺で3扉という珍しい仕様だったが、数年で離脱。■撮影者/松本直幸