京成バスでは、幕張新都心地区で運行する路線バス「新都心幕張線」(幕張本郷駅~海浜幕張駅~ZOZOマリンスタジアム)において、営業運行開始から3代目となる『新型連節バス』を2両導入し、3月30日より運行を開始する。
文:バスマガジン編集部
【画像ギャラリー】いよいよ国産車で登場!! 新型連節バス3月30日運行開始!!
運行区間は幕張本郷駅~海浜幕張駅~ZOZOマリンスタジアム
今回で3代目となる連節バスは、いすゞ自動車と日野自動車が共同開発した、最新型の国産ハイブリッド連節バス[日野ブルーリボンハイブリッド連節バス]だ。
設備面では、利用者と乗務員の安全確保のため、「ドライバー異常時対応システム(EDSS)※」を搭載しているほか、通常の路線バス(単車車両)とほぼ同一の運転席レイアウトにより、安全性の向上が図られている。
乗車定員は座席38名+立席74名+運転席1名の計113名。デザイン面では2代目である現行車両のボディーカラーを踏襲しつつ、前後面および側面上部に当社のコーポレートカラーの帯と、愛称「シーガル幕張」のロゴを付した新デザイン。「幕張新都心の京成連節バス」であることをアピールする。
※ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)走行中、ドライバーが急病などで安全に運転できない状態に陥った場合、お客様や乗務員自身が非常ブレーキスイッチを押すことで、減速して停止させる装置。
路線バス「幕張新都心線」歴代連節バス
●1代目(1998年12月10日~2010年2月18日)
一般路線バスでは日本初の連節バスとして計10両が導入され、就業人口が増加する幕張新都心エリアの輸送を担った。
●2代目(2010年2月19日~)
1代目の代替車両として10両が導入された後、更なる輸送力の増強を図るため5両が増備された。