京浜急行では逗子・葉山駅南口バス停前に「葉山女子旅きっぷ」の旅の始まりに映える写真が撮影可能な、ウェルカムフォトスポットを設置している。この「葉山女子旅きっぷ」とは何なのか? 実は男性でも使用可能なきっぷなので、バスファンにもご覧いただきたい。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】購入に年齢・性別の制限なし!「葉山女子旅きっぷ」で乗りバス三昧
京浜急行で到着後のファーストショット!!
このウェルカムフォトスポットは、海岸に繋がる旅の扉の向こうから逗子・葉山エリアで体験できる、魅力いっぱいのコンテンツが爽やかな潮風に導かれ飛び出してくるデザインになっている。癒しのひとときや空間を探しに行く気持ちで扉を開けるポージングがおすすめだとのこと。
逗子・葉山駅南口バス停での待ち時間を使って、逗子・葉山で過ごす最初のロケ地としたい。 同社では今後、フォトスポットのデザインを逗子・葉山エリア在住の方々の発表の場としてデザインを募集することを検討している。
同社では「葉山女子旅きっぷ」を通して、地元と一緒に逗子・葉山エリアの魅力を発信し、さらなる街の活性化に取り組んでいきたい考えだ。
「葉山女子旅きっぷ」とは?
さてこのきっぷの概要を見てみよう。乗車駅から逗子・葉山駅までの京急線往復乗車券と逗子・葉山エリア指定区間の京急バスフリー乗車券、「選べるごはん券」「選べるごほうび券」がセットになった逗子・葉山エリアを1日楽しめるきっぷだ。京急線各駅(泉岳寺駅・逗子・葉山駅を除く)で発売している。
前述したように女性限定のきっぷではないので、年齢や性別に関係なくだれでも購入できる。京急線各駅の自動券売機で『お得なきっぷ』ボタンから、「葉山女子旅きっぷ」を選択すれば購入可能。
なお品川駅には、JR連絡口改札におトクなきっぷ専用券売機(現金専用、ICカード購入不可)も設置しているので、JRからの乗り継ぎでも改札を出ることなく購入可能だ。
発売額の一例は品川から3500円、横浜から3300円で、どの駅からでも発売当日限り有効だ。バスのフリー乗車範囲も比較的広範囲で、ガッツリとした乗りバスはともかく、首都圏の近場の観光には十分な路線だろう。
また京急線内では逗子・葉山までの経路上は逆戻りしない限り途中下車が可能なのも太っ腹だ。