自動運転のポンチョに試乗!! 京王バスCH01系統の実証実験にバスの近未来を見た!

将来的な課題を洗い出すための先端技術

 GPSによる自位置の確認やセンサーやレーダーを使用した周囲の確認、GPSが使えないトンネルでも地図とのマッチングをしながら自立運転を行う航空機の地紋航法のような運行の確立には感心した。

 また、鉄道のATS(自動列車停止装置)やATO(自動列車運転装置)のような安全確認システムなど、先端技術を駆使したバスの自動運転が、都心部の目まぐるしく変わる道路状況の中で実際されたこと自体は評価されるべきだろう。

前後左右あらゆる場所にセンサーが取り付けられている
前後左右あらゆる場所にセンサーが取り付けられている

 専用の道路ではなく一般の公道で自動運転技術が確立すれば、多くのデータの蓄積と問題点の洗い出しができ、飛躍的な技術の向上が見込めるものと思われる。未来のバスの入り口をいち早く体験することができた意義深い乗車で、今後の技術向上に期待したい。

先発のCH01系統。この1分後にポンチョが発車する
先発のCH01系統。この1分後にポンチョが発車する
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