西鉄が公共施設に電力供給だと!? こいつぁ将来のEVバスにも期待大だぜ!!

■将来はEVバスの充電もイケる?

内燃機関からEVへ改造されたレトロフィットバス
内燃機関からEVへ改造されたレトロフィットバス

 西鉄ではレトロフィットによるディーゼルバスから電気バスへの改造が試行されているが、このようなバスが増えエネルギーがEV車へ常時供給されれば、脱炭素はもちろんだが長期的に見れば運行経費の削減にも役に立つだろう。

 電気バスではないが、東京都交通局では地下鉄やバス営業所内の一部電力は自前の水力発電で賄っている例がある、公共交通機関の収益性が悪化し、持続性が危ぶまれている昨今では安価なエネルギー確保も課題だ。

 現状では劇的に安価とは言えないだろうが、ちりも積もれば何とやらで長い目で安価なエネルギー確保を目指したいのは収益改善のためには喫緊の課題だろう。その意味では、鉄道会社がエネルギー開発に動いているのは先行投資であり自然な流れなのかもしれない。

【画像ギャラリー】西鉄が公共施設に電力供給!将来はEVバスにも?(5枚)画像ギャラリー

最新号

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

バスマガジン Vol.129は6月23日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、会津乗合自動車を特集。同社は福島県の約4割の面積を占める会津地方を営業区域とし、路線は会津盆地の若松・坂下・喜多方を拠点に、平野部の住宅地域から中山間地域へ広がるほか、東部の猪苗代・郡山湖南地区と南部の田島地区にも路線を有している。