JTBの「TOKYOレストランバス」ツアーに事前試乗!! 運用はもちろん伝説のあのバスで決まりっしょ!!

■深い味わいの料理

料理の解説があるので一層味わい深い
料理の解説があるので一層味わい深い

 料理は出てきたものに限っての感想だが、どれも味わい深く野菜をふんだんに使用しているとはいえ、それを感じさせないものだった。

野菜がぎゅっと詰まってソースも深い味わいなのでサラダとは言い難い
野菜がぎゅっと詰まってソースも深い味わいなのでサラダとは言い難い

 肉料理については、下ごしらえは地上で行っているものの、仕上げの調理は1階席を改造した厨房で走行中に行っているため、作り立てである。よって特別な料理がレストランで出てくるのと同じタイミングなので、満足のいくものである。

肉料理も1階席厨房で調理しているので出来立て!
肉料理も1階席厨房で調理しているので出来立て!

 シェフが料理が提供されたその都度、説明をガイド席で行うので、それを聞きながら食べるとよりツアーの意義や産地を想いながら食べることができるだろう。

■複合的な楽しみ方を!

バスで出来立ての料理を味わうのは非日常!
バスで出来立ての料理を味わうのは非日常!

 ダブルデッカー車は現在では高速バスに多用されつつあり、乗る機会がまったくないわけではないが、オープントップで飲食をする仕様のバス、しかもエアロキングとなれば楽しみ方は複合的だ。

 車窓や流れる夜景、ダブルデッカー車ならではの低い桁下通過のスリル、料理の味、意義等々のすべてが非日常である。エアロキングという場所と考え抜かれたコースによる車窓、厳選された食材、一流の料理人がそろって初めて完成するものなのだろう。

 盛夏の熱帯夜をだるいものにとどめず、非日常による体験を深く心と写真に残して、残暑に向けて頑張りたいものだ。

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。