■気になるエアロキングの構造は?
バスマニアにも注目のエアロキングは、1階部分の座席があった部分はすべて厨房だ。運転席とも出入口とも隔離された独立スペースの中で調理される。あらかじめ下ごしらえはしてあるが、最終的な調理と盛り付けはバスの中で行われる。降車時間は短いがぜひ見てみよう。
2階席はオープントップで向かい合わせのテーブル席になっている。揺れるバス車内でも料理やグラスが安定するようにすべり止めや転倒防止のための枠が設けられていて、首都高速道路走行中でも何の問題もなく食事が楽しめる。
記者が以前に乗車した時には2名乗務で、運転していない運転士は周囲の交通状況や2つ程度先の信号を監視しながらルート上の走行をサポートする。これは、バスのブレーキは強力でなるべく停止しない方が乗り心地が良く、食事をしている乗客に不快感を与えないための配慮で、距離的あるいは時間的にはワンマンでも問題はないが、これらの快適性を実現するためには2名乗務にするしかないのだ。
今では貴重な存在になってしまったエアロキングの2階席で優雅に食事を楽しみながら、約3mからの特に夜景は周囲に歩行者がいて見ていたとしても、ひとり占めのような感覚で見ることができる。もちろん写真撮影も余計なものが映り込まないので、明るいレインズと好感度耐性の高いカメラで夜景も大切な人もすべてを写し取ろう。
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