■ここでも式年遷宮の神事が始まっている
そして筆者が訪れたこの日は20年に1度執り行われる伊勢神宮の式年遷宮に関連した行事で、長野県と岐阜県から伐り出されたご用材と呼ばれる正殿などを造るための材料が運ばれ、しかも最初の1本目はご神体を納める御器「御樋代(みひしろ)」の材料となり、最も重要・鄭重に扱われる特別な役木である。
前日にトラックで桑名宗社に到着、奉迎を受けて一晩を過ごした後、伊勢へ向けて出発するというタイミングで来ることが出来た。出発式は朝7時30分より始まり、式次第によりお祓いが行われ関係者が玉串を奉げた。
その後、紅白幕で飾られたトラックは集まった人々に見送られながらゆっくりと出発していった。1台は直接伊勢市に向かい、五十鈴川の中を曳く川曳が行われて内宮へ運ばれ、1台は鈴鹿市・津市で奉迎を受けたあと翌日伊勢市内を陸曳され外宮へと運ばれた。
今回は桑名宗社についてお届けした。鉄道であればJR関西線、近鉄、養老鉄道「桑名」駅、三岐鉄道北勢線では「西桑名」駅が最寄りとなる。そこから三重交通バス53系統「長島温泉」行きに乗車、「田町」バス停下車で徒歩3分という場所にある。毎時3~5本運行されているのでアクセスもしやすい。
このあたりのバス停は「田町」や「有楽町」等の東京でも著名な地名が並ぶのも面白いところだ。伊勢神宮への参拝の前に、昔のお伊勢参りを辿るように入口であった桑名宿をゆっくりと巡ってみるのはいかがだろうか。
■【付録】バス占いの見方
月初に掲載している「バス占い」は、あなたの十干(じっかん)で四柱推命を中心に鑑定している。1桁のラッキーナンバーとカラーも同時掲載するので、行先番号や社局番・登録番号や塗色等でラッキーなバスを見つけて、乗りバス・撮りバス・見バスの参考にしていただきたい。
・監修:認定四柱推命講師 長内麻子(一社・日本占道協会)
・占者:本稿記者/四柱推命鑑定師 古川智規
(本鑑定の有効期間は令和7年8月7日14時48分から令和7年9月7日17時52分まで)
占い方は、どこでも構わないので無料の四柱推命サイトで自身の生年月日を入力して命式を出す。日柱の干支のうち十干(甲乙丙丁戊…と続く10種の漢字)を覚えておこう。生涯変わらないので、来月以降も同じ十干の結果で占える。(命式の見方は詳細はギャラリーの画像を参照)
■【付録】8月のバス占い・甲申の月
【甲(きのえ)】波乱含みだが、自分らしさを意識することで突き抜ける。淡いオレンジ・5
【乙(きのと)】執着せず、新しさを取り入れよ。欲しいものが手に入る。ライラック・8
【丙(ひのえ)】非常に楽しい時期だがボンヤリすることも。自分を持て。藤色・2
【丁(ひのと)】頭の回転とセンスが冴える時。ルーズと毒舌には注意。ピンク・2
【戊(つちのえ)】出会いで開運。ただし、夢見がちになりやすく見極めが肝心。緑・9
【己(つちのと)】真面目さと自由を求める気持ちで葛藤。シーンにメリハリを。赤・7
【庚(かのえ)】努力と行動力が備わる時。寝食忘れがちに。休養・健康も大切。コーラル・6
【辛】仕事運が良く目標達成もしやすい時。傲慢はそれを遠ざける。オレンジ・5
【壬(みずのえ)】人の信用を得られる。占いに縁。多動になりやすく優先順位を。パール・1
【癸(みずのと)】完璧を求めすぎて動けなくなることも。直感を信じて行動が吉。虹色・3
以上が8月のバス占いだ。人生を切り開いていくのは自身で、占いが何かをしてくれるわけではなく、行動しようとするあなたの背中を押してくれるものと考えて、楽しいバスライフを満喫していただきたい。いよいよ夏本番でお出かけの機会も多くなるだろうが、くれぐれも体調管理には御留意のうえ、夏休み中の熱中症や事故には気を付けたい。
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