スマホ型プロジェクターを持ってバス旅!! プラスアルファの楽しみを携帯する

SNSを利用すれば全員の作品がサクッと!

 前述のようにAndroidOSを内蔵しているので、仲間が共通で使用するSNSであれば、本機単体でみんながアップロードした写真や映像を大画面で投影することが可能だ。

撮影した写真を天井に斜めに投影しても自動補正される
撮影した写真を天井に斜めに投影しても自動補正される

 ホテルのWiFiに接続すればオンラインで楽しめ、細かいことを言えばキリがないが、全員が投影されている方向を向くので車座にならず、対面せずに楽しめるメリットがある。

 ところで文字の入力やタップ操作はどうするのかというと、Bluetooth内蔵なのでワイヤレスキーボードを接続することも可能だが、せっかくポケットに入る大きさのプロジェクターにキーボードを持ち運ぶのは野暮な気もする。

初島で撮影した富士山も迫力の大画面投影
初島で撮影した富士山も迫力の大画面投影

 そこで専用のアプリをスマホにインストールして本機と接続すれば、スマホがリモコン兼キーボード・マウスパッドに早変わりするので、本機AndroidOSの初期設定やSNSのアカウント入力、ブラウジングはスマホを利用すると良い。

PRO版はちょっと本格的

 もう一つの小型プロジェクター「カベーニPRO」は、持ち運ぶことはできるがどちらかというとビジネス向けだろうか。カバンに入る大きさだがポケットというほどコンパクトではない。

左が「カベーニPRO」で右が「カベーニ」
左が「カベーニPRO」で右が「カベーニ」

 ただしPROバージョンはプロジェクター自体の性能が高いので、さらに明るい投影を実現し処理能力も高い。その性能ゆえに自前のプロジェクターとPCでプレゼンテーションするという技も使える。いずれのプロジェクターも斜め方向に投影した際のゆがみを自動的に補正する。

バス趣味的使い方?

 バスファン的には、いわゆるヲタ席(かぶりつきの最前列席)で収録した前方動画をほぼ等倍で鑑賞しながら、運転士のハンドルさばきを研究したり臨場感を楽しんだり、何ならベッドに横になり天井に投影して寝落ちということも可能だ。

現地で収録したVLOGも再生できるので確認作業が楽になる
現地で収録したVLOGも再生できるので確認作業が楽になる

 自宅で大画面モニターがあればそれを使えばいいだけの話だが、ない場合の迫力画面を実現したり、天井投影で寝ながら鑑賞はプロジェクターの特権だ。バスの動画や旅の写真を見ながらいい夢を見ていただきたい!!

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