■2回の降車休憩でしっかりとリフレッシュ!!
新安城駅を出発したバスは東名高速へ入り、最初の休憩場所となる赤塚パーキングエリアに到着した。ここでは約30分の降車休憩だ。筆者にとってはまだ乗車した刈谷駅からは1時間半も乗っていないのだが、起点の八田駅からの乗客はすでに3時間半も乗車していることになるので、そろそろ休憩してほしいところだろう。
続けて2ヶ所目の休憩はEXPASA足柄だ。時間は4時を回っており、そろそろ辺りも明るくなってくる時間である。隣には名古屋駅から出発した「ドリームなごや2号」が停車していた。こちらは名古屋駅を22時10分に出発し、赤池・日進から豊田市を経てここまでやってきたバスである。
いつもここで合流するのかは分からないが、愛知県の違う方向から出発して、ここで出会えるのはなんともキャラバンっぽく嬉しく感じる。ちなみにこのバスだと東京駅には5時49分着、筆者が乗車しているドリーム知多号は6時15分着だ。
EXPASA足柄を出たバスは順調に走行し東京駅日本橋口には、ほぼ定刻の6時10分に到着した。ここで半数以上の乗客が降車した。引き続き筆者が乗車するバスは新木場駅を経由して東京ディズニーランドへと向かう。
新木場駅には6時40分、東京ディズニーランドへは駐車場に入る渋滞もあり7時15分の到着だった。終点で降車した乗客の多くは早速、ディズニーランドのゲートへと消えていった。
■発着地が便利だと時間が有効に使える
ドリーム知多号は行き先が東京ディズニーランドで週末乗車だったので、ほぼ全員が終点まで向かうのだろうと予想していたのだが、実際には半数以上が東京駅下車と純粋に東京へ向かうために利用している乗客が多いと感じた。
ただし到着予定時刻の7時5分は名古屋駅を22時50分に出発する「ファンタジアなごや号」と同時刻なので、どちらを選択しても同じであれば名古屋まで出る時間が節約できるので、知多半島や刈谷、知立、安城付近からの乗車であれば便利な路線だろう。
運賃は割引設定があるので曜日にもよるが、お得に利用することも可能だ。座席は4列シートだが、やや固めのしっかりとしたシートで身体をホールドしてくれるので眠りにつきやすいし、各座席にUSBポートが設置されているのでスマホなどの充電も可能だ。
東京ディズニーランドへ遊びに行くのも、また東京観光を楽しむのも時間を有効に使える夜行バスだが、大きなターミナルまで出ることなく、より近い駅にバス停があれば時間を有効に使えるので、お出かけ前にお近くから高速バスが出ていないか改めて調べてみてはいかがだろうか。
■ドリーム知多号の運行緒元
基本情報:ドリーム知多号
運行会社:JR東海バス/ジェイアールバス関東
運行区間:JR八田駅~東京ディズニーランド
走行距離:JR八田駅~東京ディズニーランド545km
所要時間及び休憩場所:JR八田駅~東京ディズニーランド/9時間50分・赤塚PA、EXPASA足柄
乗車日:2023年5月26日(金)
便名:ドリーム知多号
乗車地:刈谷駅(23:15) 降車地:東京ディズニーランド(7:05)
車両:ジェイアール東海バス(744-17958)・三菱ふそう エアロエース(名古屋230 あ17-58)トイレ付4列シート車
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