利用者の減少と道路環境の両面から、乗合バス車両のダウンサイジングは1970年代の終わりごろから、大型から中型、中型から小型へと進んできた。
そして2000年代に入って自治体主導のコミュニティバスが全国的に展開される中で、この流れは明らかとなり、小型バスよりさらに小さいトヨタハイエースなども数多く使用されている。
しかし運賃面と採算性、すなわちコストバランスや、ひいては持続性を考えたとき、それはバスとして正しい選択なのだろうか。
(記事の内容は、2022年7月現在のものです)
文、写真/鈴木文彦
※2022年7月発売《バスマガジンvol.114》『鈴木文彦が斬る! バスのいま』より
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