交通ジャーナリストである筆者の鈴木文彦氏が、約50年に及ぶ取材活動の中で撮影してきたアーカイブ写真。ここから見えてくる日本のバス史を紐解くこの企画。今回はバスが次第に豪華になっていった時期をご紹介する。
1970~80年代を中心に貸切(観光)バスのデラックス化をけん引したのはセミデッカーだった。さらに1980年代に入ると、セミデッカーをベースに屋根の段差がつく部分に大きいガラスを配してイメージアップを図った「パノラマデッカー」が活躍した。
このセミデッカーをきっかけとする観光バスの高級化からパノラマデッカーに至る推移を紹介する。
(記事の内容は、2023年9月現在のものです)
写真・執筆/鈴木文彦(交通ジャーナリスト)
※2023年9月発売《バスマガジンvol.121》『写真から紐解く日本のバスの歴史』より
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