普通のバスとどこが違う?「東京BRT」の運行方法が特殊すぎる!!

■ショートカットルートが強み?

 東京BRTの主な利用目的といえば、東京ビッグサイトや、途中にある豊洲市場へのアクセスだ。競合の乗り物と所要時間を比べてみると……

【新橋→豊洲市場最寄り】
(1)東京BRT(幹線ルート):10分
(2)市01系統:21分
(3)東京BRT(回り道ルート):25分
(4)ゆりかもめ:27分

【新橋→東京ビッグサイト最寄】
(1)東京BRT(幹線ルート):17分
(2)ゆりかもめ:22分

 待ち時間と、停留所や駅から目的地へ歩いていく時間を含めなければ、ほぼ一直線にショートカットして進むBRT(幹線ルート)がダントツに早い。

「幹線ルート」のBRTが新橋〜国際展示場間を結ぶ
「幹線ルート」のBRTが新橋〜国際展示場間を結ぶ

 以上を踏まえて、一般的な路線バスと東京BRTとの違いを挙げるとするなら、燃料電池車の積極活用、停車ポイントの少なさ、高めの平均速度、ショートカットによる所要時間の短縮実現、といったところだろうか。

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