■英国だってガラパゴス!?
ヨーロッパ地域では唯一、ロンドンを含む英国だけは、日本と同様に運転手が運賃収受を行うため、2ドア以下の車両が多い。
ただしロンドンはオイスターカード(ICカード)もしくは1日乗車券などのフリーパスだけしか受け付けず、運転手による現金収受は行っていない。
運賃収受を行うことによる停車時間増大を抑制することはもちろんのこと、運転手へ必要以上の現金を持たせないようにする、防犯上の意味合いも兼ねていると言える。
なお、3ドア車である新型ルートマスターは車掌が添乗し、乗客がきちんとカードリーダーで運賃を支払っているか、あるいは1日乗車券を持っているかのチェックを行っていた。
逆に後部に1か所しか乗降口がない旧ルートマスターも、運転手がチェック出来ないので車掌が確認を行っている。
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