はとバスの大人気ツアー『リラックマコラボツアー』第二弾は黄色いバスにキイロイトリだと!?

■そして一行はいざ横浜へ!

ツアー名称板
ツアー名称板

 バスはレインボーブリッジから鶴見つばさ橋、そして横浜ベイブリッジと走行し、最初の目的地である横浜赤レンガ倉庫に11時過ぎに到着した。ここで自由散策という予定であったが、この日は大規模なイベントが開催されており周辺がとても混雑していたので、次へと向かうための集合場所を確認して解散となった。

 ここで気になったのは、バスの撮影が当地でできればいいなと思っていたのだが、降車扱い後にバスはすぐに発車してしまい、案内によれば次は昼食後の移動までバスには戻れないようだった。

 バスとの記念撮影も楽しみのひとつであったと思うが、駐車場の関係で停車時間を確保することが難しいのだろうと考え、赤レンガ倉庫付近を歩いていたところ、先ほど降車した転回場の近くに駐車してあるのをたまたま見つけたので撮影ができた。

 他の参加者で気が付いた人も撮影のためにバスに戻っていて、車内に入ることはできないまでもランドマークタワーや観覧車という横浜らしい風景とともに写真に収めることができた。

シートベルトは締めよう!
シートベルトは締めよう!

 40分ほどの自由時間を過ぎ、再び集合して次は桟橋へと移動する。ツアーのもう一つの目的は横浜港クルーズ「マリーンルージュ」に乗船してのランチである。この船はこの横浜港を起点に港湾内をおよそ1時間半かけて周遊するクルーズ船である。

 通常はランチの他にもディナータイム、個室を貸し切ってのパーティーなども可能という。この名前を聞いて気が付いた人もいると思うがこの「マリーンルージュ」はサザンオールスターズの楽曲「LOVE AFFAIR~秘密のデート」に登場するということで、ファンも多く訪れるスポットの1つにもなっている。

■バスツアーでクルーズ船に乗船!

マリーンルージュ
マリーンルージュ

 バスガイドは乗船口までの案内で、ここからはクルーズ船のクルーによるおもてなしとなる。12時に出航したこの船には、ランチクルーズを楽しむ一般乗船客もいるが、ツアー参加者は別室でのランチだ。

 料理は洋食コースで、メインは肉料理だった。ちなみにコース料理以外のドリンクメニューは別料金で、アルコール類の注文も可能だ。

 さらにツアー参加者限定で食後のデザートにはキイロイトリカラーのデザートプレートが付いてくる。黄色系でまとめられたケーキに、マリーンルージュのロゴが入ったチョコレートプレートとリラックマのクッキーが添えられたもの。

 乗客が持参したお気に入りのぬいぐるみや、朝もらったキイロイトリのぬいぐるみを並べたりしてそれぞれが思い思いに撮影を行ったり横浜港の風景といっしょにシャッターを切ったりしていた。

船内ランチメニュー
船内ランチメニュー

 時折アナウンスで窓から見える風景についての説明があり、この日は天気がよかったので遠く浦賀水道や富士山が見えたり、横浜港内でもさまざまな風景を楽しんだりできた。食事後はランチ会場を出てオープンデッキやスカイデッキなどを散策するなど横浜港クルーズを十分に堪能できた。

 船は再び桟橋に定刻に着岸し下船。赤レンガ倉庫に到着した時に降車した転回場へ戻るとバスが待機していた。ここからは再びバスに乗車し次は八景島へと向かう。

 約40分ほどで八景島シーパラダイスへ到着した。筆者も何度か来たことはあるが、貸切バスで来たことはないのでバス降り場へは初めて降り立った。ここでバスガイドより説明があり、当地のホテルでティータイムの後、チケットを受け取り八景島シーパラダイスを自由に散策できるということであった。

 また散策時間は約3時間あり、いろいろなアトラクションやショーも楽しめる時間配分になっており、希望を申し出ればここでツアーから離れることも可能だという。

 さらに気になっていたがバスとの記念撮影もここでできるということだった。集合時間のおよそ30分前くらいには早めにバスが戻ってくるので、その間に撮影ができるということだった。

次ページは : ■参加者は思い思いに大撮影タイム?

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。