■アタックは年3回のみ!
江古田浅間神社の富士塚では年3回登山することができる。7月1日の山開きの日は過ぎてしまったが、次回は9月の第二土曜日・日曜日か、1月1日〜3日に登れる。富士山の御利益を得たいと思った方はこれからの機会に足を運んでみていただきたい。
江古田の富士塚(江古田浅間神社 内)は、 国指定重要有形民俗文化財・練馬区登録有形民俗文化財で、東京都練馬区小竹町1丁目59‐2に所在する。富士塚に登山できる期間は、1月1日〜3日、7月1日の山開きの日、9月の第二土曜日・日曜日 (いずれも朝9時から午後3時まで)の年3回だ。
■登山の疲れを癒しにご褒美パーラーへ!
江古田の富士塚を後にし、近くにある「パーラー江古田」に寄った。小竹向原にある「まちのパーラー」の姉妹店だ。(「まちのパーラー」はテレビ東京のドラマ「孤独のグルメ」で題材になっている。)パンが有名で、どちらかというとハードパンの種類が多い。ハードパン好きは是非こちらも寄ってみてはいかがだろうか。
イートインメニューはかなり「パン推し」の印象だが、タルトやパウンドケーキ、沖縄ぜんざい(夏季限定)などのメニューもあるのでスイーツ好きも満足できるだろう。カフェ好き、デートでどこに出掛けようかと頭を悩ませている殿方にもおすすめのスポット。(一概には言えないが、雰囲気が良く女性が好みそうな感じだと思う。)人気店なので混雑時にはパンをテイクアウトするのも一手だ。
■「えこだ」なのか「えごた」なのか?
今回のバス旅で気がついた事がある。「池65」のバスの行き先案内には「江古田二丁目 EGOTA 2」とある。筆者はこの瞬間まで「えこだ」だと思っていた。歴史的な正確な表記としては「えごた」が正解のようだ。
では、今まで言い間違えていたのか?と考えたのだが、西武線は「えこだ」、帰りに乗車した「白61」の江古田二又バス停は「えこだふたまた」だ。どうやら読み方は混在するらしい。地名の読み方は時代とともに変遷し、音便で読みやすい方に定着したり、かたくなに古来の読み方を守っていたりと様々だ。
「江古田の富士塚」のふりがなは「えこだのふじづか」であると、国が正式に定めているようだ。同じく練馬区にある江古田駅の周辺は地域名として江古田と呼んでいるが、今は練馬区に「江古田」の地名は存在せず、住所としては中野区にのみ江古田の地名がある。
ちなみに西武池袋線の江古田駅は練馬区に、都営大江戸線の新江古田駅は中野区に所在し、どちらの住所も江古田ではない。都営バスの江古田二又バス停は練馬区、江古田二丁目バス停は中野区に所在し、なかなかややこしい。
江古田の富士山から遥拝してそのパワーを頂き、甘いものを食べ歩いて、江古田再発見のバス旅になった。 バスマニアの方はそんなことはないだろうが、くれぐれも行先と経由地を確認してからバスに乗車するように強くおススメする。
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