●豊田スタジアム 「とよたおいでんバス」は11系統を3社で受託運行している大規模なコミュニティバス。土橋・豊田東循環線が「豊田スタジアム」をあとに豊田大橋を渡る
●長久手(ながくて)古戦場 羽柴秀吉と徳川家康が激しい戦闘を繰り広げた長久手古戦場。戦国武将たちの家紋のオブジェが建つ古戦場跡は、名鉄バス名古屋営業所から近いところにある
●品野 2009年にはJR東海バスが一般路線から全面撤退。路線の一部を名鉄バスが引き継いだ。瀬戸焼の窯元を横目に品野の集落を走る瀬戸北線もそのひとつ
●明治村 明治時代の建造物を全国から犬山市に移築した「博物館明治村」。名鉄BC・栄との間を直結している系統は、近距離高速バスの中でも老舗の観光路線である
●西中野 木曽川の土手を見上げる一宮市の西中野バス停。土手の向こうに「西中野の渡し」の乗り場があり、昔ながらの渡船が対岸の岐阜県羽島市との間を結んでいる
●福岡町 名鉄福岡線の岡崎駅前~福岡町間は、廃線跡が名鉄バス専用道路に転用された。専用道路は2016年に廃止されたが、福岡町終点の回転場にはその面影が残る
●吉良吉田駅 名鉄三河線の碧南(へきなん)~吉良吉田(きらよしだ)間は2004年に廃止。代替バスはかつて碧南方面の電車が使用していたホームの隣に発着している
●東一宮 1975年に廃止された名鉄一宮線。その痕跡は東一宮バス停近く、大江川護岸の石積みに見ることができる。代替路線の一宮・川島線のバスが川を渡っていく
●馬引(まびき) 1954年廃止の名鉄起線は、新一宮と起を結ぶ単線の路面電車だった。途中の馬引と尾張中島には交換設備があったため、その部分だけ道幅か広くなっている