最後は薬に頼る。薬剤師に直撃っ!!
最終手段は酔い止めの薬に頼ることになるが、これについては専門家である薬剤師に意見を求めた。
(薬剤師のおはなし)乗り物酔い用のお薬は、「酔い止め薬」として薬局やドラッグストアなどで気軽に購入することができます。
乗り物酔いは感覚器官と脳との情報に差があったときに起こりうる症状で、お薬での根本治療はありません。しかし慣れることができるため、バスに乗る機会が多くなれば、酔うことがなくなることもあるようです。(記者注:バスマニアが酔いにくいのは乗りまくって慣れているため?)
そのためお薬で出来ることは乗り物酔いによって生じる症状の緩和です。酔い止めのお薬に配合されている成分は酔ってからでも効果は得られますが、できれば乗車する30分から1時間ほど前に服用しておくのが効果的です。
酔い止めのお薬に配合されている成分は、眠くなりやすいという特徴を持っているものが多いです。そのため移動中も楽しみたいという方は、購入の際に薬剤師または登録販売者に相談してみてください。各自にあった酔い止めのお薬を紹介してくれるはずです。
万全な対策で楽しいバス旅を!
以上のように、乗り物に弱い方がスマホや読書というのはもってのほかだとしても、少し工夫して座席選びや喫食を検討し、正しく医薬品を用いることにより症状は克服することができるので、安くて目的地に直付けの楽しいバス旅を満喫していただきたい。
いっそのこと、バスマニアになり、乗りまくったうえで慣れるのもひとつの方法だとはいえるが、そこは趣味と体調の問題なので自己責任で。
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