ワースト10位には意外な路線がいっぱい!
損益額だけで判断することはできないものの、ワースト10位には意外な路線が多く含まれている。ワースト順で第129位「都05」、第128位「海01」、第127位「都01」、第126位「梅70」、第125位「業10」、第124位「都06」、第123位「錦13」、第122位「東16」、第121位「品93」、第120位「白61」だった。
都市新バスとして「都」の系統番号を冠する系統も含まれ、それ以外でも便数が多い大幹線がワースト10に並ぶ。比較的中・長距離路線で運行効率の悪い路線や、幹線で便数は多いものの一部の区間だけが混雑していて区間便がないか少ない場合も運行効率が悪いと言えるだろう。
運行効率だけを満たすのは難しい
バスの路線は沿線人口や並行する鉄道線の有無、営業所の位置関係から全区間で効率的な運行を行うことはどの路線においても難しいかもしれないが、乗客が多いから「もうかっている路線」とは言えないようだ。
今回は系統別の収益だけにスポットを当てたが、別の角度から見ると違った都営バスの姿が見えるかもしれない。
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