9月20日はバスの日!! 日本バス協会メッセージを発信が胸アツ!!!!!!

9月20日はバスの日!! 日本バス協会メッセージを発信が胸アツ!!!!!!

 日本のバスは、今から120年前の明治36(1903)年に京都で乗合自動車の運行が始まってから、2023年9月20日の「バスの日」でちょうど120年を迎えまる。これを契機として、日本バス協会では会長の清水一郎氏がメッセージを発信した。

文:古川智規(バスマガジン編集部)

■バスイベントも実施!

昔懐かしいボンネットバス初期の車両
昔懐かしいボンネットバス初期の車両

 同協会ではバス停にまつわる風景の写真を「X(旧Twitter)」で投稿してもらい、「日本のバス120年」をSNS上で盛り上げてPRする企画を実施する。

 このほかにも、各都道府県バス協会及びバス事業者等で、バスに親しむためのイベント等を実施する予定だ。

 一例を挙げると、東京都では東京バス協会が9月17日にバスタ新宿にてバスガイド及びはとバスのマスコットキャラクター「しゃぽぽ」、 東京バスのマスコットキャラクター「バスゴリ」によるウェットティッシュ及びバス事業者ノベルティグッズセット(お子様用)を配布する。

 福岡県では西日本鉄道が那珂川市にて9月18日に「バスの日」記念イベントとして、バス大集合、記念撮影会・那珂川市周遊バスの運行・西鉄バスオリジナルグッズ販売・ドライブシミュレータ体験・缶バッジづくり等の催しが行われる。

 ほぼすべての都道府県で何らかのイベント等が開催されているので、同協会のHPで確認していただきたい。

■バスが新しい日本の未来を築く

日本バス協会・清水会長
日本バス協会・清水会長

 公益社団法人 日本バス協会 会長 清水一郎氏のコメント前文は次の通り。
 明治36年(1903 年)9月20日 、日本で初めてのバ スが京都の地を走って、120年を迎えます。

 バス事業は、少子高齢化の影響などで、元々厳しい経営状況でしたが、新型コロナウイルス感染症により、本当に苦しみました。路線バスはコロナ禍で4000憶円もの赤字となり、これは、10年や20年では取り戻せません。

 貸切バスも団体旅行が消失してしまい、まさに、バス事業は戦後最大の危機を迎えました。さらに、人手不足、燃料高、バスは追い込まれています。バスが無ければ、子育て政策の推進と言っても、通学もできません。ピンチをチャンスと捉えて、危機を乗り越えていかなければなりません。

 バスの最大の使命は安全の確保です。皆さまから信頼されるバスであることを誓います。安全という原点に返り、バスを夢のある産業にしたい。キャッシュレス化、EVバス、自動運転バスなど、皆さまから喜ばれるバスを目指して参ります。今後も、バスが走り続けていくことができますよう、皆さまの応援を 宜しくお願い申し上げます。

【画像ギャラリー】木炭車から最近のバスまで日本のバス120年記念(9枚)画像ギャラリー

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