記者のイチ押しはスープ!
がっつりボリューミーな焼きそばには優しいスープがよく合う。そこで同社がレトルトで作った「まるごとやさしいスープ」がおススメだ。「かぶ」と「たまねぎ」があり各420円。レトルトなので店頭で買い求めることも可能。
スープを飲んだ瞬間は「コンソメスープ」に具材を入れて煮たものかと思ったのだが、さにあらず。いずれのスープも具材だけを高圧高温で煮込んだだけで他には味を調える調味料以外に何も加えていない。
それでこの味が出るのは誠に不思議だがラーメンスープには野菜を煮込んでいるものもあるので手間はかかるが納得した。かぶやたまねぎがまるごと1個入っているがスプーンで簡単に切れるほど煮込んであり、スープとともに高貴ですらある。
日本酒ベースのお酒メニュー
ここまでくれば一杯飲みたい気分にもなる。同店では日本酒をベースにしたリカーメニューが豊富だ。
特徴のある日本酒をビールやラムネ、トニックウォーターと合わせたり、味変で紹介したスパイスを加えておつまみ要らずのオリエンタルなカクテルにしたりと、なかなか面白くて新しい味だった。
盛り付け容器込みで映える!
取材をして記者が思ったのことがある。同店で出される皿は高級品に分類されるものではなく樹脂製のものだ。しかしその造形美は素晴らしく、本稿のギャラリー写真は記事用のためそのように撮ってはいないが、SNS映えする写真が撮れるような形状になっているので、提供された際の撮影は必ずしておきたい。
同店では地域やお馴染みさんとの共生を目指しており、お客さんが飲みたいと言えば昼間でもお酒を出すという。飲みすぎには注意だが、焼きそば・スープ・日本酒カクテルの3点セットの後で、ほろ酔い気分で路線バスで帰る、または酔い覚ましで中野駅まで歩くというのがちょうどよい加減なのかもしれない。
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