上一色地区
環七通り本線に合流して、次の陸橋をまた側道へ入る。側道には京成バスの上一色中学校停留所あるが、ここもスルーする。側道一つ目の上一色陸橋下を過ぎて、側道下をUターンすると信号を左折する。
この側道にも停留所あるがスルー。左折して左にカーブしながら、道なりに進むと上一色地区の最初の停留所、上一色二丁目西に停車する。停留所の前が区立の会館だった。区立の施設なので、停留所も設置しやすかったのだろうと推測する。次の停留所は上一色東。
上一色東停留所を出ると、道路は新中川の土手に突き当たり左折する。またJRのガードをくぐり、新中川に架かる上一色中橋に出る。この橋をまず左折して信号を右折すると次の上一色三丁目停留所だ。
すぐ先の路地を右折して土手に突き当たるので右折して、先程の上一色中橋を渡る。橋を渡り右折すると、JRのガードが見えてくるので、ガード脇を左折すると信号があり左折する。ここで前述の鹿本通りに戻る。
小岩駅に舞い戻る
鹿本通りに戻ると往路で停車した西小岩一丁目停留所に止まる。ここからは来た道を戻り小岩駅南口の0番のりばに戻る。
今回は小岩駅北口で下車することにした。スは最終的には柴又街道から商店街に戻り小岩駅南口に到着するが、先回りして撮影しようと考えた。
小岩駅北口で下車すると、小岩駅北口交差点なので駅を目指せば直線でショートカットできる。しかし実際には回り道をするバスと変わりなく同着だった。乗車日が日曜日の午前中だったため、道路も空いていたのかもしれない。
後発だけによく研究された路線といえる
実際に乗車した率直な感想だが、ルートは地域の交通空白地域を上手く回っていて、狭小な路地等の大型路線バスでは入れない地域も走るのでコミュニティ交通としては良く考えられた路線だと思われる。
東京23区の他のコミュニティバスと比較して(100円が多い)運賃が220円なのが懸念される点だろうか。8月からシルバーパスが使用可能になったので主に利用する高齢者の利用促進につながるだろう。バスの中に利用実績が掲示されていたが、乗車した前週の輸送実績は1日平均91人だった。なお目標は1日360人。
乗車距離にしては割高な運賃が伸び悩みの要因にも思える。ただあくまでも、実証段階なので問題点を洗い出したうえでの改善の余地はあるだろうし、すでに改善されている点もあり期待は持てる。江戸川区は大化けしたシャトルセブンの成功事例もあるので、ぜひ地域のためにも本格運行で育ててほしい路線だ。
【画像ギャラリー】江戸川区に京成ポンチョが走る!(6枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方