10乗車中4乗車が無料だと? コミュニティバス縛りで知多半島を縦断しちゃったってマジ!?

■10乗車中4乗車が無料だったってマジ?

コミュニティバスは縄張り意識をやめ市区町村が連携してこそ使いやすくなる?
コミュニティバスは縄張り意識をやめ市区町村が連携してこそ使いやすくなる?

 さて今回は知多半島をゆくコミュニティバスを乗り継いでどこまで行けるのかお届けした。朝に刈谷市をスタートし、東浦町、阿久比町、半田市、武豊町、常滑市、美浜町、南知多町と8つの市町を巡りながら知多半島の先端まで到達した。コミュニティバスは地域住民の足を確保するために地方自治体が運行している公共交通機関だ。

 今回 回のように町から町を渡り歩くという使い方はやや本来の目的から外れているようにも思えるが、それでも路線図や時刻表を調べていると隣接する地域とどう連携しているのか、利用しやすくするための工夫がダイヤに落とし込まれているのかが実感できた。

羽豆岬にある公園
羽豆岬にある公園

 地域の足として、またいわゆる交通弱者の交通手段が失われないよう、積極的にコミュニティバスを利用したい。 ちなみに今回乗車したバスは10乗車で合計運賃は800円だった。うち4乗車は無料だった。

 刈谷駅からJR、名鉄を利用して金山経由で河和まで向かうと1410円なので運賃だけを見ると安いがバスの乗り継ぎは時間がかかりすぎるので確かに現実的な選択とは言えない。しかし休日に時間をかけて遊びに行く「旅」としてとらえるのであればコストパフォーマンスは高い楽しい遊び方だ。

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