■1時間半だが鉄道より早い
その後バスは順調に木々の中を走行していく。とはいえ意外にも道の駅があったり温泉があったりと、立ち寄りたいポイントは多い。またこの道路は1998年の長野冬季オリンピックに合わせて改良された路線であるので、路盤がしっかりしており乗っていても揺れも少なく快適である。
白馬長野有料道路である日高トンネルを通過すると国道19号線へと入る。ここまで来ると長野市はもうすぐである。20分ほど走行すると車窓には北陸新幹線の高架橋が見えてきた。
ほどなくして長野市街に入ると無事長野駅東口に到着した。信濃大町駅は5分ほど遅れて出発したが、長野駅東口には5分ほど早着した。
■鉄道かバスか?
今回は都市と観光拠点間を結ぶ特急バス「雷鳥ライナー」で大町から長野まで乗車した。乗車時間は1時間半でそれほど長い乗車でもなく、また新緑まぶしい景色を堪能できた。このエリアで鉄道移動となると松本経由になることから、特急利用で2時間弱、3000円少しの運賃・料金が必要だ。
雷鳥ライナーは信濃大町駅からは2600円、扇沢駅からだと3700円である。同区間の移動はダイヤや運賃を比較してスケジュールに合った交通機関を選択していただきたい。夏のハイシーズンは便により途中からの乗車は満席のためできないことが予想される。
予約なしで乗車できるのは座席定員制バスの魅力だが、混雑具合を考慮して余裕をもったスムーズな旅を楽しみたい。
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