大阪・関西万博外周バスの「e Mover」には乗る価値アリ!? 自動給電と自動運転に刮目せよ!!

■まとめ

スタフはシンプル
スタフはシンプル

 今回は大阪・関西万博会場の外周を走るバス「e Mover」についてレポートした。開幕日で悪天候なので、どこをどこまでハプニングやトラブルとしていいのかは難しいところだが、概ねバスの運行はしっかり出来ていたように感じた。チケットの購入はやや手間取ったが、これはeMoverのサイトから購入することも可能なので事前に準備することが可能だ。

 そして運行体系は各停留所に停まるもの、ノンストップのものがあるので、うまく連携して安全に運行を続けてもらいたい。 最後に夕方東ゲート方面にいたので西ゲートに戻るため乗車しようと思って停留所を目指した。

センサー満載の自動運転バス
センサー満載の自動運転バス

 eMoverの停留所は表示はあるものの、見つけにくくパビリオンの隙間を歩いていくような場所もあるが着いてみるとバスの運行が一時停止しているようだった。ルート上にある空飛ぶクルマの発着場「モビリティエクスペリエンス」でこれからデモフライトが行われるということで、その間バスは運休するという。

自動運転バスは珍しいのも手伝って注目の的
自動運転バスは珍しいのも手伝って注目の的

 運転再開まで1時間半ほどかかるということだったので、仕方なく徒歩で西ゲートを目指したが1日乗り放題のチケットを持っているに活用できなかいのはもったいない。事前アナウンスやデジタルサイネージで告知すれば済む話だがそれすらできないのが残念だ。

このような写真は二度と撮れないかも?
このような写真は二度と撮れないかも?

 それでも天気には恵まれなかったとはいえ、大屋根リング内を走るeMoverは中からも外からも美しい景色が楽しめるので乗車はオススメだ。大屋根リングの構造は日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合、それに現代の工法を応用した建築だそうだ。

伝統と先端が融合した外周バス
伝統と先端が融合した外周バス

 そんな伝統的な造りの建造物を走り抜ける最新技術のバスという組み合わせを刮目する価値はあるので大阪・夢洲に「バス」で訪れたい。

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