■まとめ
今回は大阪・関西万博会場の外周を走るバス「e Mover」についてレポートした。開幕日で悪天候なので、どこをどこまでハプニングやトラブルとしていいのかは難しいところだが、概ねバスの運行はしっかり出来ていたように感じた。チケットの購入はやや手間取ったが、これはeMoverのサイトから購入することも可能なので事前に準備することが可能だ。
そして運行体系は各停留所に停まるもの、ノンストップのものがあるので、うまく連携して安全に運行を続けてもらいたい。 最後に夕方東ゲート方面にいたので西ゲートに戻るため乗車しようと思って停留所を目指した。
eMoverの停留所は表示はあるものの、見つけにくくパビリオンの隙間を歩いていくような場所もあるが着いてみるとバスの運行が一時停止しているようだった。ルート上にある空飛ぶクルマの発着場「モビリティエクスペリエンス」でこれからデモフライトが行われるということで、その間バスは運休するという。
運転再開まで1時間半ほどかかるということだったので、仕方なく徒歩で西ゲートを目指したが1日乗り放題のチケットを持っているに活用できなかいのはもったいない。事前アナウンスやデジタルサイネージで告知すれば済む話だがそれすらできないのが残念だ。
それでも天気には恵まれなかったとはいえ、大屋根リング内を走るeMoverは中からも外からも美しい景色が楽しめるので乗車はオススメだ。大屋根リングの構造は日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合、それに現代の工法を応用した建築だそうだ。
そんな伝統的な造りの建造物を走り抜ける最新技術のバスという組み合わせを刮目する価値はあるので大阪・夢洲に「バス」で訪れたい。
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