常磐興産が運営するスパリゾートハワイアンズでは、昼のショー「ポリネシアン・サンライトカーニバル」を約10カ月ぶりにリニューアルし、「アロハの心でつながる旅」をテーマとした新ショー『Aloha mai~ようこそ~』をスタートした。また、今年4月に入社した新人フラガール(第61期生)4人が、この『Aloha mai~ようこそ~』の初日公演でステージデビューする。同地のバスを巡る事情も併せてレポートする。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
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■プレスツアー開催でメディアの注目も高い!
スパリゾートハワイアンズでは新たな催しを行う際には積極的にメディアに公開する。しかし地方の同様の施設ではどうしてのメディアが東京に集中しているので、取材に来てくれないという事情もある。テレビ局や新聞社では支局があればそこから取材に行けるが、バスマガジンのような出版社ではそこまでフットワークは軽くない。
スパリゾートハワイアンズは宿泊者向けに予約制の無料送迎バスを原則として毎日運行している関係で、貸切バスを首都圏から毎日、複数の事業者から手配しているようなものだ。よって日程を指定してメディア向けに取材のためのプレスツアーを設定することは難しくない。要するに東京から宿泊客を輸送する貸切バスをもう1台手配すればいいからだ。
宿泊客用の送迎バスは東京の場合は東京駅近くの鍛冶橋駐車場から出発している。東京発着の担当は日の丸自動車だ。メディア向けのプレスツアー用の貸切車も同社が運行し、ふそうのエアロエースが充当された。機材等の荷物が多い報道関係者が前回よりも確実に多い人数となっていたので、それだけ今回の注目度は客観的に見ても高いと言える。
■なぜ横浜市営が?
エアロエースは途中で休憩をはさんでいわき市のスパリゾートハワイアンズに到着した。幸いなことにそれほど暑くはなく、東京都の距離を感じる。ただし、中に入ると湿度と気温が高いのは温泉とプールとハワイ仕様によるものなので、宿泊者はアロハシャツに着替えた用が良い。
ちょうど横浜からの送迎バスが到着したところだった。横浜からの宿泊者用送迎バスは、横浜市営が運行を担当している。なぜ横浜市営なのかというと東日本大震災の時に当時の市長が復興等に必要な輸送の応援と支援のためにバスを大量に被災地に投入したことが経緯となり、同地の送迎バスを引き受けてくれているとのことだった。
■フラダンスショーはライブで見るに限る!
翌日からリニューアルされるショーを本番と同じスケジュールで通しで行うリハーサルが報道関係者に公開された。翌日、本番で同じショーを見るのだが、いつ見てもフラダンスショーはライブで見るものだと感心する。
とにかく迫力が違うのだ。ゆったりとした誰もが知るフラダンスだけではない、かなり動きの激しいダンスや火を使用するファイヤーナイフダンスは圧巻なので、行ったのであれば暑かろうが湿度が高かろうがこれだけはライブで見るべきだ。
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