江戸時代の宿場町へバスでタイムスリップ!! 「名古屋-飯田線」の開設50周年記念式典取材レポート

■沿線は魅力たっぷり!

側面方向幕も作りこまれていた
側面方向幕も作りこまれていた

 今回は開設50周年を迎えた名古屋-飯田線についてお届けした。今回筆者が乗車したバスは超特急便という種別であったが、停車停留所による種別の違いがあり、馬籠バス停から先の園原・昼神温泉・阿智を停車する便、それに加えて中央自動車道の多治見・土岐・瑞浪天徳・恵那に停車する便がある。

記念乗車証
記念乗車証

 沿線の昼神温泉は「美肌の湯」として日本有数の泉質を誇り、pH9.7という強アルカリ性の温泉である。また阿智は2006年に環境省が実施した「全国星空継続観察」で、「星が最も輝いて見える場所」として第1位に選ばれた場所である。富士見台高原ヘブンスそのはらでは、周りに灯りのない環境で満天の星を鑑賞する「天空の楽園ナイトツアー」が人気である。

記念ノベルティのUSBケーブル
記念ノベルティのUSBケーブル

 また名古屋-飯田線はクローズドドア制の乗降制限が緩やかで、利用しやすい高速路線である。沿線を巡りながら片方向で乗車することも可能なので、ちょっとしたお出かけでも気軽に利用したい。そして何よりも開設50周年ということで、今後もこの路線が利用され、そして安全安心な運行を願いたい。

距離も運賃も手ごろな高速バスはこれからも愛され続ける!
距離も運賃も手ごろな高速バスはこれからも愛され続ける!
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