丘陵の住宅地から臨海工業地帯まで網羅…… バス会社潜入レポート・川崎市交通局:編 その2

■多摩区に開館した藤子・F・不二雄ミュージアム

「藤子・F・不二雄ミュージアム」は、藤子・F・不二雄氏が30年以上にわたって暮らした川崎市内に開館。人気作品のまんが原画などが鑑賞できる。直行路線のほか、〈溝06〉系統でもアクセスが可能
「藤子・F・不二雄ミュージアム」は、藤子・F・不二雄氏が30年以上にわたって暮らした川崎市内に開館。人気作品のまんが原画などが鑑賞できる。直行路線のほか、〈溝06〉系統でもアクセスが可能

 2011年9月、多摩区内に「藤子・F・不二雄ミュージアム」が開館。川崎市交通局ではこれに合わせ、藤子・F・不二雄ミュージアム線の運行を開始した。小田急線・JR南武線登戸駅とミュージアムをノンストップで結び、一部は生田緑地まで運行。ミュージアムの休館日(通常は毎週火曜日)には全便が運休となる。

藤子・F・不二雄ミュージアム線用の「ドラえもん号」。土日祝日などには多くの利用者があり、中型では収容しきれないケースが出てきたため、2016年に新製された大型のいすゞQKG-LV290N1である (c)Fujiko-Pro
藤子・F・不二雄ミュージアム線用の「ドラえもん号」。土日祝日などには多くの利用者があり、中型では収容しきれないケースが出てきたため、2016年に新製された大型のいすゞQKG-LV290N1である (c)Fujiko-Pro

 車両は当初、いすゞエルガミオと日野ポンチョを各2台、藤子作品のラッピングを施して投入。2016年にはエルガミオとエルガを新製してポンチョを置き替え、輸送力を増強している。

民営バスと複雑に絡み合う路線網に驚愕!! バス会社潜入レポート・川崎市交通局:編 その1

【画像ギャラリー】川崎市交通局の所有するバスを詳しく見る! バス会社潜入レポート・川崎市交通局:編 その2【いすゞ車】

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。