■とりあえず県庁に限る
さて、あとは県庁前→新山口駅行きのバスがあればクリアだ。バスターミナル内の方面案内を見ていくと「新山口駅」と書かれた乗り場が目に留まった。
新山口駅へは主に防長交通のバスが受け持っている。時刻表を確認してみると、途中の経由地違いを含めると、こちらも大体20〜30分おきのペースでバスがあるようで、1本逃したら大変なことになる心配はしなくて良さそう。
直近で来たのが防長交通の無印系統、県庁前発・新山口駅行き。中型路線車の日野レインボーIIによる運行だった。
乗車した系統は、JR山口線の線路の近くを並行するようにして、途中で山口市内の有名温泉地である湯田温泉を経由しながら進むルート。
走行距離が15kmあるそうで、所要時間もダイヤ通りで45分と結構かかる。数値で記すと山口〜新山口間の遠さが改めて実感できる。
途中、道路渋滞に引っかかり5分ほど遅れた。運賃は670円で、山口駅→県庁前と合わせて840円。JR山口線で行くと240円なのを考えると、路線バスは高級な移動手段という位置付けになりそう。
バスとバスの乗り換えは、よっぽど地元のバス勘がない限り、どうしても身構えてしまう難しさを感じる。
山口駅〜新山口駅間のバス移動は乗り換えが必要で、上記のタイプにガッチリ当てはまるため、気分的な難易度はやや高め。とりあえず政治の中心「県庁前」を目指すのがうまく行くカギ、といったところか。
一方、バスのダイヤ的に不足はないので、ルートさえ掴んでしまえば、バスで行き来すること自体はそれほど大変ではない印象を持った。
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