路線バスの乗降中ランプはオプションだった!! そもそもいつから始まった?

LEDで万一の時もしっかり対応!!

 自動車用の電飾を得意とするパーツメーカーのうち、複数のブランドから乗降中ランプが発売されている。どこのメーカー品も縦400mm、幅150〜180mmと大体同じサイズだ。

前ドアが開いているのに合わせランプが点灯している
前ドアが開いているのに合わせランプが点灯している

 LEDの台頭により、従来の乗降中とだけ示すタイプのほか、車椅子マークを同時に表示させたり、万一に備え「SOS」が表示できる製品も作られている。

 SOS表示モードは乗降中モードと別回路が組まれ、非常用だけに最優先で表示させる設計となっている。

 肝心の価格はどうかと言えば、各メーカー品とも4万〜5万円台、決して安くはないパーツだ。路線バスに導入するとなれば数百〜千個単位で発注する事業者もあるわけで、ランプひとつで相当なコストが見込まれる。

 「なくてもよい」高価なオプションを当たり前のように採り入れる……安全のために投資を惜しまない、隠れた企業努力の賜物かもしれない。

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